糖尿病 予防 運動

運動は糖尿病の予防になるか?

2型糖尿病(以下糖尿病と表記します)とは甘いものの食べ過ぎが原因でなるというイメージがありますがそれは誤ったイメージで、糖尿病の本当の原因は太り過ぎです。

平成14(2002)年に実施した調査によりますと、一番太っていた時期の体重が重かった人ほど糖尿病になりやすいという事が判明したとの事です。

糖尿病の原因が肥満だと言うのであれば、糖尿病の予防として太り過ぎないように運動をする事は糖尿病の予防効果があるのでしょうか?

結論から先に申し上げますと、運動は糖尿病の予防になります。

「糖尿病の予防には太り過ぎない事」と言っても、カロリーの過剰摂取を控えただけでは不十分です。糖尿病の予防には適度な運動も必要なのです。

その理由として、食事にだけ気を付けていて運動をしない状態では今度は筋肉が痩せて行き、そこに脂肪がたまる事によって、いわゆる「隠れ肥満」になってしまうのです。つまり、痩せているように見えても、体内には脂肪が結構ついている事もあるので、「自分は太っていないから糖尿病にはならない」と、見た目だけで判断して安心してはいけないという事なのです。

それでは、何故隠れ肥満になるといけないのでしょうか?

筋肉が落ちると、基礎代謝も落ちます。

基礎代謝とは何もしないでも消費するカロリーの事です。女性よりも男性の方が基礎代謝が高いのは、男性の方が女性よりも身体に筋肉がついているからです。

それを逆に言えば、筋肉が落ちれば基礎代謝も落ちるというわけです。

筋肉とは使わなければ痩せてゆきます。そして、基礎代謝が落ちて余ったカロリーは身体に蓄えられるというわけです。

その、隠れ肥満を含む肥満を解消し、糖尿病を予防するには、どのような運動をすれば良いのでしょうか?

真っ先に考えるのは、一日に何時間も走り込んだりする激しい運動ですが、糖尿病の予防として運動をするのであれば、そこまで激しい運動をする必要はないと言います。

厚生労働省のWebサイトによりますと、外出する際には気持ち早めに歩く・買い物は何日か分を買いだめするのではなくて、毎日歩いて買い物をする・3階までの建物であればエレベーターやエスカレーターを使うのではなくて、階段を使って登る・1日に1万歩を歩く事を目標にする・水中を歩く(泳がなくても水中を歩くだけでも効果がある)・1週間に1回のペースで良いので最寄りの駅から一駅歩く・テレビを見ている時にストレッチをするなど、特別な事をするのではなく、ちょっとした運動で糖尿病の予防になると言います。

私たちの生活は便利になって来ました。その恩恵を私たちは受けているわけですが、そのために運動をしなくなり、肥満になって糖尿病の原因を作ってしまうとは皮肉なお話です。

より良い生活とは何か。現在私たちはその問題に直面しているのではないでしょうか?

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク