糖尿病 治療 食事

糖尿病の治療のための食事~糖尿病の食事療法のポイント~

糖尿病の治療法は食事療法と運動療法、そして、薬物療法です。この三つの治療法の中でも最も重要なのは、食事療法です。

そして、糖尿病の食事療法のポイントは次の4点です。

・適正体重とそれを維持するためのエネルギー量を知る事

太り過ぎてしまうとそれだけ多くインスリンが必要になりますので、適正体重を維持するためのエネルギー(カロリー)は必要ですが、それ以上のエネルギーはかえって糖尿病治療のためには悪いという事になります。

ここで言う適正体重とは標準体重の事です。「(身長cm-100)×0,9」で出す事が出来ます。

最近では標準体重を計算してくれるWebサイトもありますので、それを利用するのもいいでしょう。

・1日に必要なエネルギー量を規則正しく摂取する事

上記の計算式で割り出した標準体重を維持するためのエネルギー量を朝昼夜と3回に分けて規則正しく摂取します。

よく、「朝は食べない」という人がいますが、食事を抜くと1回の食事の量を増えてしまい、その分、インスリンがたくさん必要になりますので、食事は1日3回規則正しく食べる事が大切です。

・身体に必要なビタミン・ミネラル・食物繊維は充分に摂取する

糖尿病の食事療法で一番のポイントであり一番苦しいところが糖質と脂質を減らす事なのではないでしょうか?

たとえばサラダにはマヨネーズかドレッシングをかけて食べたくなりますし、ケーキなどのお菓子を自分で作って糖質と脂質を減らそうとしても、砂糖の量を減らすよりもバターの量を減らす方が(いわゆるコクの部分がなくなりますので)厳しいと感じられますので、糖質よりも脂質を減らす方がつらいのではないかと想像します。

しかし、糖尿病の患者さんのように血糖値のコントロールが難しくなっている場合は、低血糖状態のようにむしろ甘いものが欲しくなると言います。

世間ではお嫁さんに隠れておまんじゅうなどの甘いものを食べている糖尿病のお姑さんの話などもよく聞きますので、それは間違っていないのではないかと考えられます。

このように、栄養のバランス良く摂取すると言って、真っ先に考えるのは「糖質・脂質を控える」という事ですが、意外に見落としがちなのが、食物繊維の摂取量です。

試しに筆者も普段の食事の指導をしていただいた事がありましたが、その時に言われたのが、「明らかに食物繊維の摂取量が足りない」でした。

・アルコールの摂取を控える

糖尿病の食事療法は食べるものだけに気を遣えばいいのではありません。口に入るもの全般に気を遣わなければ糖尿病の治療にはなりません。

糖質の塊のようなソフトドリンクを控える事もポイントですが、アルコールも控えましょう。

意外に思われるかもしれませんが、アルコールとは糖質の2倍近いカロリーがあります。それに加えてビールなどのアルコール飲料自身にも糖質が入っています。それだけカロリーが高い割には身体に必要な栄養素がほとんど入っていないため、アルコール飲料とは糖尿病の治療には最も適さない食品と言えるでしょう。

それに加えてアルコールは糖尿病の合併症を悪化させるだけではなく、肝臓にも良くないので、糖尿病の治療としての食事療法をするのであれば、是非ともやめていただきたいものです。

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