糖尿病 症状 眠気

糖尿病の症状としての眠気と低血糖の状態としての眠気について

糖尿病の症状として真っ先に出て来るものは、血糖値が高くなる事です。

血糖値とは血液の中にあるブドウ糖の濃度の事です。高過ぎても低過ぎても人体にとって問題が生じます。

ブドウ糖とは、筋肉を動かしたり脳を働かせるために必要なエネルギー源です。糖尿病とはブドウ糖が上手くエネルギー源として細胞に取り込めないために血液中にたくさん残ってしまっている状態なのです。

血糖値が高い状態になると、尿にブドウ糖が検出されるようになります。

そして、それでもなお血糖値が高い状態が続くと、よく言われる糖尿病の症状が現われるようになります。

いわゆる「のどや口が異常なほど渇く・多飲多尿」などの症状です。

それらの症状の他にも疲れやすい・眠気が強いなどの症状が現われる事もあるとも言われています。

これは糖尿病の患者さんのお話になりますが、仕事が忙しいので疲れているのかと思っていたが、仕事中にも強い眠気を感じるようになったと言います。

これは筋肉や脳を働かせるために必要なブドウ糖がエネルギー源として正常に使われていないために起こる症状なのです。

身体を動かすためのエネルギー源が正常に取り込めていないので、身体はエネルギーが足りない状態になり、当然疲れやすくなります。そして、眠気が現われるのです。

この糖尿病の症状としての眠気は特に食後に現われやすいと言われています。

それを言うと、「そりゃあ、食事のあとお腹がいっぱいになった時には眠くなるものだろう」という反論が出るかと思われます。

確かに血糖値が正常な人であってもお腹がいっぱいになればちょっとくらいは眠くなるものですが、それが上記の糖尿病の患者さんのお話のように異常なまでに眠くなって、ついには仕事中にまで強い眠気が現われるのは異常です。

また、糖尿病の症状としての眠気とともに、糖尿病の治療薬の飲み過ぎやインスリン注射などの要因で低血糖になってしまって眠気が現われる事もあると言います。

糖尿病になると脳のエネルギー源であるブドウ糖が上手くエネルギー源として活用されなくなるという話は前にしましたが、ブドウ糖の供給が少なくなると、脳はブドウ糖が足りないものと判断し、血糖値を上げるためのホルモンを分泌するよう命令を出します。それによって低血糖発作を起こります。

低血糖発作としては冷や汗をたくさんかく・動悸がする・手足に冷えを感じる・手足の筋肉が痙攣する・動悸・手や指が震えるなどが現われますが、その低血糖発作の中でも人体を構成する細胞がブドウ糖不足になった場合に起こる症状として、眠気が出る・全身倦怠感が現われる・集中力がなくなる・めまいがする・甘いものが欲しくなるなどの症状が現われるようになると言うのです。

そして、糖尿病の患者さんがあまりにも頻繁に低血糖の状態を起こすと、ちょっと低血糖状態になったくらいでは低血糖発作が起こらなくなる、つまり、上記の血糖値を上げようとするシステムが働かなくなってしまうと言います。

しつこく言うようで恐縮ですが、血糖値は高過ぎても低過ぎても人体にとっては支障がありますので、低血糖発作が起こらないのも問題があります。いくら血糖値が高いからと言っても糖尿病の治療薬の飲み過ぎは恐ろしい事になりますので絶対におやめ下さい。

こちらではあくまでも糖尿病の症状としての眠気と糖尿病の薬物療法によって低血糖状態になった場合の眠気を取り上げてお話しましたが、「強い眠気=糖尿病」とは言い切れません。そして、それ以外の要因でも眠気が起こる場合があります。

「たかが眠気」とあなどらず、眠気が異常に強い状態が続いているのであれば、医療機関を受診される事をおすすめします。

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