糖尿病の食事療法とメニュー

糖尿病とは一度発症してしまうと、現在の医学では完治出来ません。

つまり、糖尿病の患者さんは一生糖尿病と付き合ってゆく必要があるのです。

そのためには、食事療法・運動療法・薬物療法という、三つの糖尿病の治療をやり続ける事が求められるわけです。

しかし、

カロリー計算も面倒だし、美味しいものも食べたい!

運動なんて疲れるだけだからやりたくない!

というのが、糖尿病の患者さんの本音なのではないでしょうか?

確かに食品交換表を使っても、「糖尿病の食事ってメニューを考えるのって面倒」という気持ちになるのも無理はないでしょう。

それに、糖尿病になったご主人のためにせっかく作った食事を「こんなもの、食えるか!」と言われた時の奥様の気持ちは想像するだけでもお気の毒です。

そこで、「ズボラでも血糖値がみるみる下がる57の方法(板倉弘重著/アスコム)」という本をひもといてみました。

その本の内容を全てご紹介するとかなり長くなってしまいますので、ここでは糖尿病の食事療法に関する部分、

具体的には糖尿病の食事療法に悩む糖尿病患者さんのために、糖尿病の患者さんのためのメニューに関する話題にしぼってご紹介したいと思います。

まず、糖尿病の患者さんおよびその予備軍と呼ばれる方は、野菜が嫌いでお肉やフライなどの脂っこいものが大好きだとおっしゃる方がほとんどでしょう。

そして、中には「自分はグルメで、美味しいものをたくさん食べるのが幸せなのだ!」とまでお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

しかし、板倉医師はこの本の中で、「(糖尿病の食事療法を成功させる秘訣は)あなた自身が本物のグルメになると良い」とまで言い切っていらっしゃいます。

詳しくお話しましょう。

まず、旬の野菜を食事のメニューに取り入れる楽しみを知る事が大切です。

「野菜で美味しい料理になるか」と思っていらっしゃる方は日本の懐石料理をご覧下さい。

旬の野菜を上手く使って美味しい料理を作っています。

旬の野菜の美味しさを知って、「さあ、今日はどの旬の野菜を使って食事を作ろうかな」と考えるのも楽しみの一つですよ、とおっしゃるのです。

なるほど。

最近では温室栽培の野菜が出回るようになり、野菜の旬というものがわかりにくくなりましたが、旬のものを食べる喜びを知り、旬のものの美味しさを知るのも食通の技です。

そして、旬のものを使って食事を作る喜びを知るというところまで行くと、それは達人の域なのではないでしょうか?

さらに、インド料理のテクニックを上手く取り入れるのも一つの方法だともおっしゃっていらっしゃいます。

皆様もよくご存じのとおり、インド料理にはスパイスがふんだんに使われています。

実はスパイスの中には血糖値を下げる働きをするものがあるのです。

それだけではなく、スパイスを上手く利用する事によって、食品を美味しくしながら減塩する事も出来ると言います。

これを利用しない手はないでしょう。

スパイスを上手く使った料理を味わう。これもグルメのだいご味と言えるでしょう

とどのつまり、「糖尿病の食事療法って、メニューを考えるだけで面倒」という考えではなく、

「糖尿病の食事療法とはグルメになりきってメニューを考える事」と、

それを逆手にとる事こそ糖尿病の食事療法を成功させるポイントなのではないでしょうか?

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