糖尿病と苦瓜(ゴーヤ)

苦瓜(にがうり)と言うとお若い方にはわかりづらいかもしれませんが、ようするにウリ目ウリ科ツルレイシ属の植物、沖縄料理のゴーヤチャンプルでおなじみの、そして最近ではグリーンカーテンとしても植えられるようになった、あのゴーヤの事です。

「ゴーヤ(あるいはゴーヤー)」

というのは沖縄本島で一般的に呼ばれている名称との事で、和名はツルレイシ、生物学的には苦瓜(にがうり)と呼ばれているとの事です。

一般的には沖縄本島だけではなくて日本全国的にも「ゴーヤ」と表記した方がわかりやすいのは確かなのですが、ここでは生物学にのっとって「苦瓜」と表記させていただきます。ご了承下さい。

その苦瓜については、その名のとおり苦いので苦手な方も多いかと思われますが、ビタミンCを多く含んでいて、健康に良い食べ物であるという事は皆様よくご存じかと思われます。

しかし、この苦瓜、まだ動物実験の段階ながら、なんと、糖尿病の改善に役に立ったと言います。

それならば苦瓜の糖尿病改善の効果は期待出来そうな気がするのですが、実際にはどうなのでしょうか?

そこで苦瓜の成分と効能を調べて見ると、苦瓜に含まれるモモルデシンという成分が健胃作用・肝機能を高める効果があるとされ、

血液サラサラ効果や血圧をコントロールする効果があるとされて生活習慣病の予防にも効果があると言われています。

ちなみに苦瓜の夏バテに良いイメージを作り出しているのもこのモモルデシンで、身体を冷やす効果があるとされています。

(逆に身体を温めたい時には苦瓜とはあまり適さない食材だと言えるでしょう)

そして、肝心の血糖降下作用についてですが、これも苦瓜に含まれるモモルデジンによるものだと言われています。

これも現段階では「苦瓜に含まれるモモルデジンが血糖降下作用を持っている『と言われている』」の範囲を出ません。

ただ、動物実験での事だとは言え、血糖値を下げる効果を出しているとの事ですので、苦瓜の血糖値を下げる効果についてはかなり期待が出来そうだという事は言えるでしょう。

ですから、糖尿病の方がゴーヤチャンプルなどにして苦瓜を料理して食べるには特に問題はないのではないかと筆者は考えています。

問題なのは苦瓜をサプリメントとして摂取する場合の取り扱いです。

前述のとおり、苦瓜は苦いために苦手とする人が多い食品である事も事実で、しかも血糖値を下げる効果があるとされるモモルデジンはこの苦味成分に含まれています。

そのため、糖尿病の方がサプリメントという形で苦瓜を摂取する事は予測出来ます。

その場合は必ず担当医とご相談下さい。

特に糖尿病の治療として血糖降下剤を使用している方は、血糖値が下がり過ぎて危険な状態になる可能性もないとは言い切れません。

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