糖尿病 原因 症状

糖尿病の症状と糖尿病が原因で起こる症状について

糖尿病の原因は、すい臓から分泌されるインスリンという、血糖値をコントロールするホルモンの分泌不足あるいはインスリンが何らかの原因で正常に働かないために血糖値が上昇するためです。そして、その血糖値が高い状態が続く事によって、ヒトにとって不都合な症状が現われるというわけです。

糖尿病患者およびその予備軍の増加によって悪者扱いされている糖分ですが、必ずしも糖分が悪者なのではありません。

糖分(詳しく言えばブドウ糖)とは脳や筋肉を動かすのに必要なエネルギー源です。そのため、人体には血液中にブドウ糖が少なくなった時のための生命反応が用意されています。それが「低血糖発作」と呼ばれるものです。

しかし、人体において高血糖、つまり血液中にブドウ糖が多くなり過ぎた場合の生命反応についてはあまり用意されていません。それは人体とはブドウ糖が多くなり過ぎた場合を想定して生命活動を行っていないからではないかと思えるほどです。

とにかく、人体とは低血糖状態になった場合には精神的・身体的にブドウ糖を欲するように低血糖発作を起こすように出来ていても、高血糖状態になった場合には、血糖値をコントロールするインスリンというホルモンをすい臓から分泌する他、血糖値を下げる方法がないという事なのです。

ちなみに、血糖値の正常値についてお話しすると、その基準値は検査機関によって若干違いはありますが、一般の医療機関では空腹時の血糖値が70~109 mg/dlとされているところが多いです。蛇足ですが、血糖値が70 mg/dlより低いと低血糖状態と見なされます。

そして、血糖値が160~180mg/dlを超えると、尿に糖分が検出されるようになります。

そして、高血糖状態が長期間続くと、今度は高血糖が続く事による症状が現われます。いわゆる「糖尿病の症状」です。

腎臓という尿を作る臓器が、血液中に大量にある糖分を薄めようとして、大量の尿を出してそれを排出しようとします。そして、そのような状態を続けようとすると、当然ながら体内に大量の水分が必要になります。それを補うために異常なまでにのどや口が渇くようになります。

これが糖尿病が原因で起こる多飲・多尿の症状が現われるメカニズムです。

しかし、いくら腎臓が水で糖分を薄めようとしても、血糖値が下がらない限りは残念ながら尿として外に出るだけなのです。しかも、尿と一緒に余分な糖分だけではなく塩分やミネラルまでも排出されます。

ただでさえブドウ糖がエネルギー源として正常に使われていないのに、その上身体の生命活動に必要な塩分やミネラルまで尿と一緒に排出されれば当然、身体は疲れます。

糖尿病の症状として倦怠感を感じるようになる・仕事中でも眠気に襲われるという状態になるというものがありますが、それらの原因はこれです。

そして、さらに高血糖の状態を放置していると、糖尿病の合併症が現われるようになります。

糖尿病の合併症とは、糖尿病が原因になって引き起こされる病気や症状の事です。

糖尿病の合併症とは様々な症状がありますが、その中でも糖尿病の3大合併症と呼ばれるのが、「糖尿病性腎症」・「糖尿病性神経障害」・「糖尿病性網膜症」です。

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