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性器ヘルペス 感染率


単純ヘルペス(性器ヘルペス・口唇ヘルペス)の感染率について

性器ヘルペスは単純ヘルペスウイルスの感染症の一つで、単純ヘルペスウイルスにはⅠ型とⅡ型があります。

Ⅰ型は「口唇ヘルペス」と呼ばれるもので、幼少期に感染者からの唾液などから感染するもので、その感染率は約50~80%にもなると言われています。Ⅱ型は「性器ヘルペス」で、性行為によって感染するものです。

ただし、この2種類の単純ヘルペスウイルスの感染症は、あまり厳密に線引き出来るものではありません。オーラルセックス行為などのために、性器ヘルペス(単純ヘルペスウイルスⅡ型)の感染症を口に感染・発症させる事もあるからです。

そして、性器ヘルペスの原因ウイルスである単純ヘルペスウイルスⅡ型は感染力の強いウイルスなので、性器ヘルペスはパートナーの感染率も非常に高い性感染症です。

性器ヘルペスの感染率は性行為の多さと関連している

性器ヘルペスは男性よりも女性に多い感染症です。
性器ヘルペスの感染者の割りあいで見ると、男性が1に対して女性は2になると言われています。

性器ヘルペスは性感染症なだけあって、性行為の多さと性器ヘルペスの感染率の高さとは関連性があるという報告もあります。

実際、一般の妊婦などの性器ヘルペスの感染率は10%前後なのに対して、性風俗産業で働いている方の性器ヘルペスの感染率は実に80%に達しているとの事です。

性器ヘルペスの感染率・その数字からの誤解

上記のように、性器ヘルペスの感染率と頻繁に性行為を行っている事は関連性があると言うと、あたかも性器ヘルペスに感染した人がみな、頻繁に性行為を行っているかのように受け取る方が出て来るかと思われますが、それは誤解です。

性器ヘルペスは性感染症に数えられていますが、性器ヘルペスの感染源は性行為だけとは限りません。

性器ヘルペス(単純ヘルペスウイルスⅡ型)は感染者が使ったタオルの使用や、電車内で感染者が使った吊り革からの感染もあったという報告もあるほど、感染力の強いウイルスです。

性行為の多さと性器ヘルペスの感染率は関連性があるのは確かです。

けれども、性器ヘルペスに感染している方はみな、性行為が多いという偏見のまなざしで見るのは、どうかおやめ下さいますよう、お願い申し上げます。

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2009年11月25日
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カテゴリ: 性器ヘルペス

HIV ワクチン


開発途上にあるHIVワクチン

HIVワクチンは現在まだ開発途上にあります。

何故、HIVのワクチンの開発は難しいのでしょうか?

HIVワクチン開発の難しさは、HIVの突然変異の速さにあります。

ご存じのとおり、HIVに限らずワクチンというものは、弱められたウイルス(あるいは細菌)を体内に注入する事によって、そのウイルスや細菌に対する免疫をつけるという方法でそのウイルスや細菌に感染しないようにするというものです。

ところが、HIVは素早く突然変異しますので、あるHIVのタイプに効果のあるワクチンを開発しても、すぐに遺伝情報の変異したウイルスが出現するので、なかなかHIVのワクチンは開発されなかったのです。

HIVワクチン開発の希望の光

ところが、今年(2009年)の9月に、これまで難しいとされていたHIVのワクチン開発について光明とも言えるニュースが入って来ました。

アメリカ軍の医療機関とアメリカ国立アレルギー・感染症研究所が、タイで実施したHIVワクチンの臨床実験で、HIV感染のリスクを低く抑えられるという結果を得られたと発表したのです。

それによりますと、2006年にタイ在住の18~30歳までのボランティア1万6000人以上を対象に、ボランティアの半数に、「ALVAC」と「AIDSVAX」という2種類のワクチンを6回投与、そして、残る半数にプラセボ(偽薬)を投与した後3年間、HIV検査を定期的に行いました。

その結果、ワクチンを投与されたグループでHIVに感染したのは51人、プラセボを投与されたグループでHIVに感染したのは74人だったとの事で、感染リスクは約31%低く抑えられました。

これは、あくまでもタイで流行しているHIVのタイプに対応したワクチンなので、他の地域で流行しているHIVのタイプに対しての効果は不明という説明でしたが、これによって、HIVのワクチン開発における、新たなる希望の光が見えて来た事に変わりはありません。

(ただ、残念な事に、今回のワクチンの組み合わせでは、すでにHIVに感染している人の体内のHIVを減らす効果は認められなかったとの事です)

なお、上記のタイにおけるHIVワクチンの臨床実験の詳細は、今年(2009年)の秋に、パリで開催されるエイズワクチン会議で発表される予定になっているとの事です。

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2009年10月23日
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カテゴリ: HIV

HIV 感染力


HIVの感染力はどれくらい?

HIVの感染力は弱いと言われていますが、HIVの感染力はどれくらいなのでしょうか?

HIV(=Human Immunodenciency Virusの略。ヒト免疫不全ウイルスの事)が存在するところは、HIVに感染した人の血液・唾液・精液・膣分泌液・尿などの体液中です。

それでも、前述のとおり、HIVは感染力の弱いウイルスになりますので、実質上、HIVの感染源になり得るのは、血液・精液、そして、膣分泌液・母乳です。

そして、HIVの感染しやすい部分は、膣粘膜などの粘膜と、切り傷や刺し傷などの傷口となります。

しかしながら、HIVは感染力の非常に弱いウイルスになりますので、いわゆる普通の皮膚、つまり、切り傷や刺し傷などのない皮膚から感染する事はありません。

したがって、HIV患者と性的に接触したり、HIVに感染した血液が付着した注射針を使用する(いわゆる「まわし打ち」と呼ばれる行為)などして体内にHIVに感染した血液が入り込んだり、母子感染、つまり、母親の胎内でHIVに感染するなどがHIVの感染経路となります。

HIVは感染力の弱いウイルス

HIVは感染力が弱く、感染経路が限られているために、HIVの感染を防ぐのも比較的容易だと言えます。

次の事に注意するだけで、HIVの感染を防ぐ事が出来ます。

・性的接触による感染を防ぐために、コンドームをつける事。

※あと、キスする事でHIVに感染したという報告はありませんが、口の中にHIVに感染した血が出ている場合はHIVに感染する危険性がありますので、要注意です。
 
・注射針のまわし打ちを避ける。

・輸血による感染を防ぐ。

 HIV感染初期の血液は、HIV検査をしてもHIVへの感染が確認されず、検査を通り抜けてしまう事があります。献血をする際には、輸血を受ける方への感染の可能性を考え、HIV検査を目的とする献血はやめて下さい。

・母子感染を防ぐために、妊婦健診でHIV検査を受ける事。

それによって、胎児の産道感染や母乳感染を防ぐ事が可能になる。

なお、HIV患者と握手したり、一緒にお風呂に入ったりする事で、HIVに感染はしません。

上記でお話したとおり、傷のない手からHIVは感染しません。

つまり、そんな事で感染を防止出来るほど、HIVは感染力が弱いウイルスなのです。

繰り返しますが、HIVは上記のように感染力の弱いウイルスです。

インフルエンザウイルスのように、患者の飛沫物から感染するほど、HIVは感染力の強いウイルスではないという事です。

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2009年10月20日
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カテゴリ: HIV

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