pet検査 料金

「がんが怖いのでPET検査を受けてみたいけど、その料金はどれくらいなの?」という質問に答えるとともに、その原理と利点、注意事項を説明する。

PET検査の料金について話す前に

「PET検査を受けてみたいけど、料金が高そう」とおっしゃる方へ
PET検査の料金についてお話します。

PPET検査の料金の話に入るまでに、まずは「PET検査」とは何かをご説明します。

PET検査とは、「ポジトロン・エミッション・トモグラフィー(PositronEmissionomography)」の略語で、陽電子放射断層撮影装置の事です。主にがん検診に利用されます。

PET検査は、がん細胞は、一般的に正常な細胞よりも多くブドウ糖を摂取する特徴を利用しています。

その方法は、ブドウ糖のダミーとなる物質と、発信機の役目を果たす陽電子(ポジトロン)を放出する物質を合成した薬剤・FDG(=フルオロデオキシグルコース)を、受診者の体内に注射します。

すると、FDGは血管を通って体内をめぐり、ブドウ糖と間違えてFDGを摂取したがん細胞のある部分に多く集まります。
これをPETカメラで撮影すると、FDGの集まり具合で画像に濃淡が出来ます。

その結果、がんの位置や大きさがわかるというわけです。

PET検査のメリットは、痛みがない事と着衣のまま検査出来る事、そして、小さながんを発見出来るので、早期発見・早期治療が出来るようになる事と、見つけた腫瘍が良性か悪性かを判断出来、一度で全身の検査が出来ますので、がんの転移・再発の有無や病巣の広がりを、時間をかけず、一度で確認出来る事です。

PET検査の流れは、病院にもよりますが、一般的には、

来院
薬剤を準備する都合上、時間厳守でお願いします。

問診
ここでPET検査についての注意点などの説明や簡単な問診をします。

薬剤注射

安静(約1時間)
安静にして、FDGを全身に行き渡らせます。
その後、余分なFDGを体外に排泄するためにトイレに行っていただきます。

撮影(30~60分)

休憩
FDGは放射性薬剤になります。そこで、体内に残っているFDGが半減するまで休憩します。

という流れになります。

がん検診に有効なPET検査ですが、どのがんでも早期発見が出来るかと言えばそうでもなくて、頭頚部がん・肺がん・乳がん・膵がん・大腸がん・卵巣がん・子宮体がん・悪性リンパ腫・悪性黒色腫などには威力を発揮しますが、尿経路の臓器・胃がん・原発性の肝がんなどはあまり威力を発揮出来ません。

正確さを期すには、PET検査だけではなく、内視鏡検査などの他のがん検査法と併用する方が効果的です。

PET検査の料金について

では、PET検査の料金はどれくらいなのでしょうか?
結論から言うと、「病院による」という事になります。

参考までに、「財団法人 脳神経疾患研究所 附属 総合南東北病院」で、PET検査「だけ」する場合の料金は、通常価格75,000円、「日本医科大学健診医療センター」では126,000円との事でした。

ただ、たいていは正確さを期すために、PET検査だけではなくて、MRIなどの検査とセットになっている場合が多く、その場合は十万円単位になる事もしばしばです。

確かにPET検診の料金は高いという印象がありますが、健康はお金では買えないものだと割り切るのも一つの方法かと思います。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク