特殊健康診断 義務

特殊健康診断の義務

特殊健康診断にはさまざまな種類のものがあり、業種や取り扱っている化学物質等によって受診や報告が義務付けられているものがあります。

日本の法律では労働安全衛生法というものがあります。

この法律は労働者の、その業務によって起こりうる災害を防止し、労働者の健康と安全を防止するために定められたものです。

その中に労働者に対し健康診断を実施させるものがあり、この義務に版下場合には、事業者には罰金が課せられます。

また、現在ではまだ、労働者が健康診断を受けなかった場合の罰則については定められていません。

通常の業務でも健康診断は行われますが、そのような一般健康診断とは異なり、リスクの高い業務や、特殊な化学物質を取り扱う業務などでは一般健康診断とは異なる診断が行われます。

それが、特殊健康診断です。

この特殊健康診断には、業務や取り扱う化学物質によって、また年齢や受診歴によって検査する項目が異なります。

通常、この特殊健康診断を実施する時間は労働時間と考えられており、給与も発生し、労働時間外に特殊健康診断を行う場合には割増賃金を労働者に払うことが義務となっています。

特殊健康診断を義務付けられた業務

特殊健康診断はいくつかの種類があり、業務によって義務付けられる検査項目も異なります。特殊健康診断が義務付けられる業務と、その検査項目は以下のとおりです。

・じん肺健康診断  粉じん作業に従事または従事した労働者。

・有機溶剤中毒予防健康診断 有機溶剤を扱う業務に従事する労働者。

・鉛健康診断 鉛を扱う業務に従事する労働者

・四アルキル鉛健康診断 四アルキル鉛等の物質を扱う労働者

・特定化学物質健康診断 特定の化学物質を取り扱う労働者

・高気圧作業健康診断 潜水業務や高気圧室内での業務に従事する労働者

・電離放射線健康診断 放射能業務に従事する労働者。

これらの健康診断では、それぞれ診断を受けなければならない期間などが異なります。

また、上記のの、法律で定められている業務以外でも健康に影響を及ぼす恐れのある業務の場合、行政指導によって特殊健康診断を実施することが義務付けられています。

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