インフルエンザワクチンの種類

インフルエンザワクチンの種類

インフルエンザワクチンにも種類があり、アメリカの一部ではインフルエンザの生ワクチンを使用していますが、日本ではインフルエンザを不活化したワクチンを使用しています。

日本でも昔はインフルエンザウイルスの粒子を不活化したワクチンを使用していましたが、現在では発育鶏卵にインフルエンザウイルスを接種して培養し、精製・濃縮したインフルエンザウイルスを不活化させたものを使用しています。

インフルエンザワクチンを製造する段階で鶏卵を使用するという事で、卵アレルギーの人はインフルエンザワクチンの接種をする事によってアレルギーの症状が出るのではないかと不安になりますが、そのような事はありません。

昔はワクチンの精製技術があまり発達していなくて卵由来の成分がインフルエンザワクチンに残ってしまったためにごくまれに卵アレルギーの副作用が出ました。しかし、現在では精製技術が向上していますので、ほぼ問題ないと言ってもいいでしょう。

ただし、過去に鶏卵を食べてアナフィラキシーショックを起こした事があるなどの重度の卵アレルギーの人はまったく問題がないとは言い切れませんので、インフルエンザワクチンを接種する時には注意をするか残念ながらインフルエンザワクチンの接種そのものを控えた方が無難でしょう。

インフルエンザは毎年流行する株が違います。そのため、年ごとにインフルエンザワクチン推奨株の種類が違って来る事があります。

2011~12年の季節性インフルエンザワクチン推奨株については、3種類とも前年の推奨株と同じ種類です。

具体的には次の3種類がインフルエンザワクチンの推奨株です。

・A/カリフォルニア/7/2009(H1N1)

 2シーズン前(2009~10年)に「新型インフルエンザ」と呼ばれた豚インフルエンザです。2011年4月からは通常の季節性のインフルエンザと同じ扱いになり、新型インフルエンザとは呼ばれなくなりました。

・A/ビクトリア/210/2009(H3N2)

 季節性A香港型インフルエンザです。

・B/ブリスベン/60/2008

 季節性B型インフルエンザです。

接種出来るインフルエンザワクチンの種類も、新型インフルエンザと呼ばれたA/カリフォルニア(H1N1)株にだけ効果のある1価ワクチンと、A/カリフォルニア(H1N1)株と季節性インフルエンザであるA/ビクトリア(H3N2)、B型インフルエンザの3種類のインフルエンザに効果のある3価ワクチンの2種類のインフルエンザワクチンがありました。

2010年に広く行われたのは当時新型インフルエンザと呼ばれたA/カリフォルニア(H1N1)株と季節性インフルエンザとB型インフルエンザに効果のある3価ワクチンでした。2011年も前年に引き続き、この3種類のインフルエンザに効果のある3価ワクチンが広く接種されます。

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