インフルエンザと空気の乾燥

部屋の空気を乾燥させない事はインフルエンザ予防になる

季節性のインフルエンザは12月から3月の冬の寒い時期に流行します。

それは冬は空気が冷たく乾燥するからです。

冷たく乾燥した空気の中ではインフルエンザウイルスは長く生存したまま空気中を漂う事が出来、その結果、インフルエンザの感染者を増やす事が出来るのです。

また、ヒトの鼻やのどの粘膜は冷たく乾燥した空気の中ではその機能が弱っています。

さらにストレスなどによって人体の抵抗力が弱まる状況ですとなおの事インフルエンザにかかりやすくなるのです。

空気が冷たく寒くなると、人は暖房を使います。皮肉にも人はこの暖房によってインフルエンザに感染しやすい環境を作る事になるのです。

暖房は部屋の空気を乾燥させます。この乾燥こそがくせものなのです。

あるデータによると、室内の気温を22℃にして湿度を20%にまで下げた時のインフルエンザウイルスの生存率は66%でしたが、室内の気温はそのままで湿度だけを50%にまで上げた時のインフルエンザウイルスの生存率は4%にまで減少したと言います。

つまり、インフルエンザウイルスが生存するには温度よりも空気が乾燥した状態が必要だという事になります。

それに加えて、寒い冬はエアコンなどで暖めた部屋に閉じこもりがちになってしまう事が多いです。

エアコンなどをつけて乾燥した部屋の中に1人でもインフルエンザの感染者がいれば、インフルエンザの感染者から出る咳などの飛沫によってその部屋の中の人にインフルエンザを感染させてしまうのです。

これらの話を逆に言えば、インフルエンザの予防接種を受ける、ストレスなどを解消してインフルエンザウイルスに対しての抵抗力をつけるなどのインフルエンザ予防対策をするのも大切ですが、空気を乾燥させない事もインフルエンザ予防対策としては大切だという事になります。

そうは言うものの、冬はどうしても空気が乾燥しますので、加湿器などを利用して室内の湿度を適度に保つという方法をとらざるを得ません。

そして、いくらインフルエンザ予防対策に湿度が良いといっても、加湿し過ぎてもいけません。過度の加湿は部屋に結露を作り、部屋にかびが生やしてしまう原因になってしまい、部屋に生えたかびが新たな病気の原因になる可能性があります。何事も適度が大切です。

過加湿を防ぐのにおすすめなのは、気化式加湿器です。

気化式加湿器は超音波によって水分を霧状にして放出する超音波加湿器とは違って、部屋が乾燥しているだけ部屋の空気中に水分を
放出してくれますので、必要な水分だけ出して加湿してくれます。よって過加湿を防ぐ事が出来ます。

最近の加湿器にはかびや花粉、ウイルスなどのアレル物質を除去する機能がついているものもありますので、そのような加湿器だとなお良いでしょう。

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