インフルエンザ予防接種 型

インフルエンザ予防接種とインフルエンザウイルスの型について

インフルエンザの予防接種は、現在の日本では不活化インフルエンザウイルスを発育鶏卵に接種して増殖させたあとに不活化処理をしたワクチンを使用しています。

インフルエンザの予防接種は年ごとにインフルエンザの予防接種の推奨株となるインフルエンザウイルスの型が違います。

インフルエンザ予防接種の推奨株は毎年WHO(世界保健機関)が次のシーズンに流行するだろうとあらゆる角度から推測したインフルエンザウイルスを推奨株にしています。

2011年のインフルエンザ予防接種の推奨株は次の3種のインフルエンザウイルスです。

・A/カリフォルニア/7/2009(H1N1)

2009年に世界的に流行した、いわゆる「新型インフルエンザ」を引き起こすA型H1N1亜型インフルエンザウイルスです。

現在では季節性インフルエンザと同じ扱いになっています。

・A/ビクトリア/210/2009(H3N2)

いわゆるA型香港型インフルエンザを引き起こす原因ウイルスです。

・B/ブリスベン/60/2008

これはB型インフルエンザを引き起こす原因ウイルスです。

2009年には当時新型インフルエンザと呼ばれたA型H1N1亜型インフルエンザだけの1価ワクチンもありましたが、現在ではインフルエンザの予防接種と言えばこれらの推奨株の3価ワクチンを接種するのが主流になっています。

「次のシーズンに流行するインフルエンザを予測してインフルエンザ予防接種の推奨株を決める」と聞くと、その予測がはずれてその年の奨株とは違う種類のインフルエンザが流行した場合には「その年に受けたインフルエンザ予防接種は効果がないのか」と思ってしまいます。

インフルエンザウイルスは変化しやすいので、突然変異によって亜型のインフルエンザが出現する可能性もあるでしょう。

それに、今までヒトに感染しなかったインフルエンザウイルスが遺伝子再集合によってヒトからヒトへ感染するインフルエンザへと変化して新型インフルエンザとなって2009年の新型インフルエンザのように世界的に流行する可能性も皆無とは言い切れません。

インフルエンザウイルスの突然変異があった場合には、残念ながらインフルエンザの予防接種の効果は薄くなってしまう可能性もないとは言い切れません。それに、もし、今までヒトに感染しなかったインフルエンザウイルスが遺伝子再集合によって新型インフルエンザの原因ウイルスとして猛威をふるったとしたら、その年に接種したインフルエンザ予防接種は効果がなくなるでしょう。

しかし、最近ではインフルエンザ予防接種の推奨株の予測はほとんどはずれた事がなく、大抵は予測したインフルエンザの型と実際に流行したインフルエンザの型と一致していると言います。

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