新型インフルエンザ 手洗いうがい

新型インフルエンザにも手洗いうがいは有効か

一般的に新型インフルエンザと言えば2009年に世界的に流行した2009年新型インフルエンザ(A型H1N1亜型インフルエンザ、豚インフルエンザとも言われます)の事を差しますが、厳密に新型インフルエンザの定義を言えば、それまでヒトからヒトへ感染した事がないために多くのヒトが免疫を持っていないインフルエンザウイルスによって引き起こされる感染症の事を差すのであって、2009年新型インフルエンザだけを差すわけではありません。

2011年11月現在2009年新型インフルエンザは通常の季節性のインフルエンザと同じ扱いになり、2011年度のインフルエンザワクチンの推奨株にもなっていますが、インフルエンザウイルスは変化しやすいので、これから先、2009年新型インフルエンザのようにこれまでヒトには感染しないとされていたインフルエンザウイルスが、突然変異などの要因によってヒトからヒトへと感染を広げるウイルスに変化する可能性は全くないとは言い切れません。

新型インフルエンザが現われた時、ワクチンによる対策はまず不可能と考えていいでしょう。

つまり、新型インフルエンザが現われた時にはワクチン以外の対策を講じる必要があるというわけです。

ワクチンが駄目なら抗インフルエンザ薬でと考えがちですが、新型インフルエンザによって大規模なパンデミックが起こった場合には抗インフルエンザ薬が足りなくなる可能性も考慮する必要があるでしょう。

また、抗インフルエンザ薬には副作用の問題もあります。それに、インフルエンザの症状が現われてから48時間以内に抗インフルエンザ薬を投与しなければ期待されるほどの効果はありません。

新型インフルエンザが登場するまでにこれらの問題をクリアした新薬が開発されれば話は変わって来ますが、現状を鑑みて、私たちにも出来る新型インフルエンザ対策を講じましょう。

まず、インフルエンザ予防の基本に戻って外から帰って来たら手洗いうがいをしましょう。

それも、さっと水をつけただけではいけません。最低でも15秒以上洗う事が大切です。

インフルエンザの感染経路は飛沫感染か接触感染です。

つまり、これは新型インフルエンザに限らず通常の季節性のインフルエンザにも言える事ですが、(新型)インフルエンザにかかった人がその原因ウイルスをつけた手でてすりや電源スイッチ、電車のつり革などに触れたあとに(新型)インフルエンザにかかっていない人がそれに触れた手が感染源になる事もあり得ます。

それを防ぐためには外から帰って来たら手洗いをする必要があるのです。

うがいについては「インフルエンザウイルスはヒトの体内に侵入してからおよそ30分で増殖を開始すると言われているので、うがいは体内に侵入したインフルエンザウイルスには効果がないのではないか」という意見もありますが、たとえうがいがのどの表面に付着したインフルエンザウイルスを洗うだけになる可能性があるとしても、体内に侵入するインフルエンザウイルスが少しでも減る可能性があるならば手洗いと一緒にやった方がいいのではないでしょうか。

手洗いうがいの他に、人ごみはなるべく避ける、新型インフルエンザに感染している人が出した鼻水などをかんだティッシュなどはそのままゴミ箱に入れるのではなくてビニール袋に入れてから捨てる、部屋の空気の乾燥を防いで湿度を適正に保つなどの方法も新型インフルエンザ対策になるでしょう。

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