インフルエンザ 小児 接種量

2011年度から小児へのインフルエンザの予防接種量が変更されます

インフルエンザの予防接種を小児に接種させるのは、小児へのインフルエンザの感染率を下げるためでもありますが、小児がインフルエンザに感染してインフルエンザを発症しても症状が重くならないようにするためでもあります。

それは、小児に限らず成人(20~64歳)にも言える事です。

インフルエンザの予防接種は生後6カ月から受ける事が出来ます。

日本においてインフルエンザ予防接種の小児への接種量がWHOの推奨する接種量よりも少ない事に対して疑問視する声がありましたが、今シーズン(2011年度)から小児へのインフルエンザの予防接種量が変更になりました。

前シーズン(2010年度)までインフルエンザ予防接種量は、次のように小児に対してのインフルエンザの予防接種の接種量が細かく分けられていて、小児への1回の接種量が少なかったのです。

・1歳未満:0,1ml×2回

・1~6歳未満:0,2ml×2回

・6歳以上~12歳未満:0,3ml×2回

・13歳以上:0,5ml×1回

それが今シーズン(2011年度)からは次のように変更になりました。

・生後6ヶ月~3歳未満:0.25ml×2回

・3歳以上~13歳未満:0.5ml×2回

・13歳以上:0.5ml×1回

このように小児に対するインフルエンザ予防接種の1回の接種量を増やす事によって、小児のインフルエンザ
予防接種の効果が上がる事が期待されます。

小児のインフルエンザの予防接種については小児本人がインフルエンザの予防接種を受けるのではなくて、その両親や保育士などの小児の周囲の人がインフルエンザの予防接種を受けた方が良いという意見もあります。

インフルエンザにかかった時に重症化しやすいと言われる人(ハイリスクグループ)の中に小児が入っています。

小児はインフルエンザにかかった時に症状が重症化してインフルエンザ脳炎、脳症にかかりやすいとされているのです。

にもかかわらず、小児にはインフルエンザの予防接種を受けた時の予防率が成人よりも低いのです。

インフルエンザの予防接種の効果は予防接種を受ける人の免疫力によるものが大きいため、免疫力の強い成人、その中でも青年層に最も効果が現われる一方で、まだ免疫機能が発達していない乳幼児には効果が期待出来ないという面があるのです。

そのため、1歳未満の乳幼児へのインフルエンザの予防接種については懐疑的な意見もあります。

つまり、小児に対しては小児自身へのインフルエンザの予防接種以外のインフルエンザ予防対策をする必要があるというわけです。

小児の周囲にいる人たちがインフルエンザの予防接種を受ける以外にも手洗い、うがいなどを徹底する、部屋の湿度を適正に保つなどの他に、インフルエンザにかかる可能性を低くする事、つまり、小児の周囲の成人たちがインフルエンザにかからないようにする事もインフルエンザの予防策になります。

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