インフルエンザウイルスの消毒

インフルエンザウイルスの消毒について

伝染病の感染予防と言って思いつくものはワクチンがあればそれを接種する事と消毒をする事、伝染病にかかった人を隔離する事ですが、インフルエンザの場合もそれは当てはまります。

インフルエンザの予防には、ワクチンを接種する事が有効ですが、残念ながらインフルエンザのワクチンは100%予防効果があるわけではありません。インフルエンザはワクチンだけでは完全な感染予防にはならないのです。

インフルエンザウイルスは、インフルエンザに感染した人の咳、くしゃみ、たん、鼻水の中にも存在します。

そのため、インフルエンザは感染した人からの飛沫感染が主な感染源です。

インフルエンザの予防対策にマスクをするのは、インフルエンザに感染していない人が予防にするだけではなくて、インフルエンザに感染した人が他の人にインフルエンザにうつさないためにも有効なのです。

そして、インフルエンザに感染した人の咳、くしゃみ、たん、鼻水がついたものなどに触れた手がインフルエンザの感染源になるという、接触感染もインフルエンザの感染経路になります。

よって、インフルエンザの予防対策には飛沫感染を防ぐのと同時に接触感染を防ぐ必要もあります。

また、インフルエンザの患者は1週間くらい学校や会社を休ませますが、それはインフルエンザの患者を休ませるためだけではなく、インフルエンザの感染を広げないためでもあるのです。

インフルエンザウイルスは、石鹸や消毒用のアルコールで簡単に不活性化します。

そのため、インフルエンザの接触感染を防ぐには、手や指を石鹸で洗う必要があります。

その時に消毒用のアルコールを使うのも効果があります。

インフルエンザに感染した人が使用した食器などは普通に洗剤で洗うだけでインフルエンザウイルスは不活性化します。

インフルエンザに感染した人が着用していた衣類は普通に洗濯します。鼻水などが付着しているものに関しては他のものとは別に水で洗ったあとに30分以上塩素系消毒液に浸してから洗濯機で洗って下さい。

ドアノブ、照明のスイッチ、手すり、便座のふたなどは、雑巾などの布類やペーパータオルに消毒用のアルコールをたっぷり含ませて拭きます。蛇口は水洗いが可能ですので石鹸でよく洗ってもいいでしょう。

インフルエンザウイルスは永遠に感染力を持ち続けるわけではありません。

アメリカ疾病管理予防センターの資料によると、インフルエンザウイルスが人への感染力を持ち続けられる時間は2~8時間だと言われています。

つまり、インフルエンザウイルスが付着したものを8時間以上放置しておけば、自然に感染力がなくなるというわけです。

そのため、インフルエンザに感染した人が使用していた布団など洗濯が出来ないものは8時間くらい干して下さい。

インフルエンザウイルスは熱に対する耐性も弱く、80℃で10分以上加熱すると不活性化すると言われています。煮沸処理も有効です。

よくテレビなどで噴霧消毒をしている場面を見ますが、よほどの事でもない限り噴霧消毒はやめましょう。

消毒が不完全になってしまうだけではなくて噴霧によってインフルエンザウイルスを飛散させてしまい、結果としてインフルエンザウイルスの感染を広げてしまう恐れがあるからです。

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