インフルエンザ 湿度

インフルエンザウイルスと湿度について

インフルエンザの予防対策としてする事と言えばインフルエンザの予防接種を受ける事が第一と思われがちですが、インフルエンザの予防接種は100%インフルエンザの感染を防げるものではありません。

20歳以上64歳以下の成人の場合、インフルエンザの予防接種を1回受けた時のインフルエンザの予防率は64%で、予防接種を2回受けた時のインフルエンザの予防率は94%です。

これを逆に言えばたとえインフルエンザの予防接種を2回受けたとしても6%の人はインフルエンザに感染したという事になりますので、インフルエンザの予防接種は100%インフルエンザウイルスの感染を予防するものではないという事でもあるのです。

インフルエンザの予防接種は100%インフルエンザにかからなくするという保証をするものではないのですから、私たちはインフルエンザの予防接種以外にもインフルエンザに対する予防対策を立てる必要があるのです。

インフルエンザ予防対策には、手洗いをしてインフルエンザウイルスをつけた手で目などを触らないようにする、人ごみの中に行く時にはマスクを着用してインフルエンザ患者から出る飛沫を吸い込まないようにする、ストレスなどを解消してインフルエンザにかかりにくい健康な身体を作る事などもありますが、加湿器などを使用して部屋の湿度を適正に保つのもインフルエンザ予防対策になると言います。

インフルエンザが流行するのは冬の寒い時期です。

冬は空気が乾燥します。空気が乾燥すれば、私たちののどの粘膜の機能が低下して風邪やインフルエンザウイルスに感染しやすくなります。それに加えて空気が冷たく乾燥した状態ではインフルエンザウイルスは感染力を持ち続けたまま長く空気中を漂う事が出来ると言います。

インフルエンザの生存に湿度がどのくらい関係しているのかについては、空気中の湿度を50%にすると、インフルエンザウイルスの生存率が急激に低下するというデータもあります。つまり、空気中の湿度を適正に保つ事は私たちののどの粘膜を守ってインフルエンザにかからなくするだけではなくて、インフルエンザウイルスの生存率を下げる事にもつながるのです。

しかし、いくら部屋の中の湿度を50%に保ったとしてもインフルエンザの患者の飛沫から放出されたインフルエンザウイルスが空気中の湿度に触れるとすぐに感染力を失うわけではない事も知っておかなければなりません。

部屋の中の湿度を50%にしていても、インフルエンザウイルスは数時間感染力を持ち続けると言われています。

「部屋の中の湿度を50%にしているからこれでインフルエンザにかからない」と考えないで部屋を適度に換気するのも
インフルエンザ予防対策には必要です。

また、インフルエンザ患者が触れたものに付着したインフルエンザウイルスが感染源になる事があります。

インフルエンザ患者が触れる事によってドアノブやテーブルなどに付着したインフルエンザウイルスは2時間以上生存が可能だと言います。つまり、湿度を適正に保ち換気をする事も大切ですが、インフルエンザウイルスが付着したものをそのままにしないで掃除をするも大切なのです。

インフルエンザウイルスは消毒薬には耐性があまりありませんので大抵の消毒薬がインフルエンザ予防対策に有効だと言いますが、あまり人の手が触れない場所や部屋の中の湿度が充分ある状態でしたら、普通の掃除で充分インフルエンザの予防効果があると言われています。

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