インフルエンザによる下痢

インフルエンザによる下痢と抗インフルエンザ薬の副作用としての下痢

インフルエンザは風邪のような症状が出ます。

具体的には38℃以上の高熱、咳やのどの痛み、関節痛や筋肉痛、倦怠感などの強い全身症状が現われます。

場合によっては腹痛や下痢などの消化器症状が現われる事もあります。

健康で免疫機能に問題がない成人(20~64歳の人)ならば7日くらいで完治すると言いますが、65歳以上の高齢者や乳幼児、呼吸器や循環器の病気を持っている人や腎臓機能や免疫機能に問題のある人、糖尿病の人などは肺炎などの合併症を起こして死に至る事もあります。

ですからインフルエンザが恐ろしい感染症である事に間違いはありません。

そして、インフルエンザが治ったにもかかわらず下痢が治らないという場合もあると言います。

インフルエンザにかかったあとはやはり身体は弱っています。身体が弱ると胃腸の消化機能も落ちている事もあります。

下痢をしている時には胃腸に負担をかけない事をまず考えますが、インフルエンザが治ったばかりで身体が弱っている時には胃腸だけではなくて疲れをためないようにするなど身体をいたわる事も考えましょう。

しかし、中には処方された薬の副作用を疑った方が良い時もあります。

よく耳にするのが、抗インフルエンザ薬の副作用による下痢です。

抗インフルエンザ薬の副作用と言えば、タミフルによる異常行動がよく知られていますがタミフルの副作用はそれだけではありません。

恐ろしい副作用のある薬というイメージがあるタミフルですが、どのような薬なのか詳しくお話しましょう。

タミフル(tamiflu)とはオセルタミビル(Oseltamivir)という抗インフルエンザ薬の商品名で、A型、B型インフルエンザに効果があるとされます。

インフルエンザには大きく分けてA型、B型、C型の3種類のインフルエンザがありますが、タミフルはC型インフルエンザには効果がありません。

B型インフルエンザにも効果はあるとされていますが、A型インフルエンザほど効果は期待出来ないと言われています。

タミフルはA型インフルエンザに特に効果があるとされている抗インフルエンザ薬なのです。

タミフルの効果とは、インフルエンザウイルスの増殖を防ぐ効果です。

具体的にはインフルエンザウイルスの表面にあるノイラミニダーゼという糖たんぱく質を阻害する事によって、増殖したインフルエンザウイルスをインフルエンザウイルスに感染した細胞内に閉じ込める効果があるのです。

つまりは増殖したインフルエンザウイルスを外に拡散させる事を阻害し、他の細胞へインフルエンザウイルスの感染を広げないようにするための薬がタミフルだと言えるでしょう。

しかし、ご存じのとおり、タミフルは副作用も多いのも事実です。

タミフルの副作用として異常行動がよく知られていますが、それ以外にも、腹痛、下痢、嘔吐、食欲不振、疲労etc…と報告されているだけでも膨大な副作用があるのです。

その数多く報告されているタミフルの副作用の中でも頻度の高い副作用が腹痛、下痢、吐き気なのです。

インフルエンザの症状やインフルエンザの延長としての下痢もありますが、抗インフルエンザ薬の副作用としての下痢もありますので、いずれも注意が必要だと言えるでしょう。

スポンサーリンク
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
スポンサーリンク