2歳 インフルエンザ 予防接種

インフルエンザの予防接種は2歳以上の健康な子どもに推奨されている?

アメリカではインフルエンザの予防接種を健康な2歳以上の子どもに推奨していると言います。

それを逆に言えば「インフルエンザの予防接種は健康でない2歳未満の子どもにはおすすめ出来ない」という事になります。

それを裏付けるように日本でも1歳未満の乳幼児へのインフルエンザ予防接種の効果については疑問視する声があります。

その理由の一つとしてインフルエンザの予防接種の効果が予防接種を受けた人の免疫力に比例するためだと考えられます。

インフルエンザの予防接種(ワクチン接種)とはインフルエンザの原因ウイルスであるインフルエンザウイルスを発育鶏卵で培養したあとに様々な工程を経て不活処理をして病原性をなくしたインフルエンザウイルスの成分を体内に入れる事によってインフルエンザウイルスに対する免疫をつけさせるものです。

そのため、どうしてもインフルエンザの予防接種を受けた人が持っている免疫力にインフルエンザワクチンの効果が左右されてしまうのです。

ですから、インフルエンザの予防接種は最も免疫力が強い成人、その中でも青年層に最も効果があり、逆に免疫機能が発達していない乳幼児や免疫力の低い高齢者には効果が薄いという弱点があるというわけです。

冒頭で「インフルエンザ予防接種は健康な2歳以上の子どもに推奨されている」と言ったとおり、インフルエンザの予防接種を受ける条件は年齢だけではなく、健康であるという事も入ります。これは2歳未満の小児に限らず、成人(20~64歳)にも言える事です。

インフルエンザ予防接種自体にも、副作用や副反応が出る事があります。

インフルエンザワクチンを接種したところに発赤(ほっせき)、腫脹(しゅちょう)が見られるなどの副反応が出る事もあります。

現在は不活化して病原性をなくしたインフルエンザウイルスの粒子自体を使った全粒子ワクチンは使われていませんので、1971年以前に問題になったインフルエンザの予防接種による発熱や神経系の副作用はかなり少なくなりましたが、現在でもおよそ100万人に1人と言われるほどのごく稀なケースではありますが、インフルエンザの予防接種の副作用として重篤な神経系の健康障害が生じて後遺症を残す事もあると言われています。

また、インフルエンザの予防接種は次のような状態の人は接種を控えるように言われています。

・明らかに(通常37,5℃以上の)発熱がある人

・重篤な急性疾患にかかっている人

・過去にインフルエンザの予防接種を受けてアナフィラキシーを起こした事のある人

・その他インフルエンザの予防接種を受ける事が不適当な状態にある人

インフルエンザのワクチンを製造する過程で鶏卵を使いますので、鶏卵のアレルギーを持っている人はインフルエンザの予防接種を受ける前に医師に相談された方がよろしいでしょう。

場合によってはインフルエンザの予防接種を控えるように指示される可能性もないとは言い切れません。

なお、授乳中の女性がインフルエンザの予防接種を受けても母乳を通じて乳児にインフルエンザを感染させる事はないとされています。

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