前立腺がん 名医 東京

前立腺がんの名医は東京(首都圏)だけにいるわけではない

前立腺がんに限らずがんの名医と言えば東京(具体的には首都圏)にいるというイメージがあります。

たとえば「トモセラピー(TomoTherapy)」と呼ばれる、強度変調放射線治療(IMRT)をするための機械を使用しての前立腺がん治療の名医で知られる浜幸寛氏も江戸川病院(東京都江戸川区)に勤務されていらっしゃいます。

このように、前立腺がんに限らずがんなどの難治の病気を治すのであれば、東京などの首都圏の病院の方が、地方の病院よりも設備が整っている上に名医もいるような感覚があります。

実際、Webサイトや書籍などで前立腺がんの名医を調べてみると、関東地方や首都圏以外にお勤めの医師よりも東京の近辺(関東地方)の病院に勤務されている医師が多いのは確かです。

しかし、前立腺がんの名医が必ずしも東京などの首都圏にだけいるとは限りません。

実際、「私ががんならこの医者に行く 最新版(海老原敏著・小学館)」という書籍では、前立腺がん含む泌尿器がんの名医として紹介されている医師の中で、東京の病院に勤務されている方は筆者が考えていたよりも少なかったです。

(具体的にそのお名前を上げると、東京医科歯科大学医学部附属病院の藤井靖久氏と江東病院の住吉義光(すみよしよしてる)氏、そしてがん研究会有明病院の福井巌氏の3人で、その書籍の中で前立腺がん含む泌尿器がんの名医として紹介されている医師の割合から見ると確かに地方にお勤めの医師よりも東京にお勤めの医師の方が多かったのですが、他の前立腺がんの名医を紹介するWebサイトなどよりは少ないなという印象でした)

たとえば静岡県立静岡がんセンターに勤務されている鳶巣賢一(とびすけんいち)氏について。

前述の「私ががんならこの医者に行く 最新版」という書籍の中で鳶巣氏は「前立腺の手術なら静岡まで追いかけて行け」とまで絶賛されています。

そして、「私ががんならこの医者に行く 最新版」でも紹介されていて、さらに前立腺がんの名医(スーパードクター)を紹介しているWebサイトでも紹介されているという、前立腺がんの名医の中の名医と言ってもいいのではないかと思われる筧善行(かけすよしゆき)氏も香川大学医学部付属病院にお勤めです。

このお二方を見てもおわかりのとおり、必ずしも前立腺がん含む難治の病気の名医が東京などの首都圏にいるとは限らないのです。

蛇足ながら「前立腺がんの名医として知られる人が必ずしも自分にとっての名医とは限らない」という事もあるかと思われます。

医師と患者も人間である以上は相性がありますし、患者さんが医師に何を求めているのか(たとえば手術の上手い医師であるとか様々な治療法を提示してくれる医師であるとか)によってもその基準は違って来るでしょう。

それについて筆者が個人的にいい言葉だと思ったのが、「私ががんならこの医者に行く 最新版」の中で住吉義光氏がおっしゃったお言葉です。最後にそれをご紹介しましょう。

「『名医となるよりも良医となれ』という有名な言葉があります。がん診療における良医とは患者さんと向き合い、十分に話し合い、患者さんが納得出来る医療を行う医師と考えます」

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