膵臓がん 余命

もし、自分の家族や友人が膵臓がんで余命宣告を受けたら?

膵臓がんは悪性度が高く転移しやすい、しかも外科療法(=手術)でがんを切除しても極めて再発しやすいという特徴を持っていますので、医学が発達した現在でも治療の難しいがんで、「がんの王様」とまで呼ばれています。それだけに、膵臓がんとは生存率の低いがんであり、患者さんの余命の短いがんでもあるという事になります。

悲しい事ながら、膵臓とは人体の中心部に位置しているために健康診断などの検査で早期発見も難しく、また、初期の段階で膵臓がんの症状らしい症状が現われないために膵臓がんになっていても患者さんが自発的に医療機関を受診する事が少ないために膵臓がんの発見が遅れる事もしばしばあり、膵臓がんが見つかった時にはがんが他の臓器へ転移していたという事も少なくないと言います。

つまり膵臓がんにかかっているという事は、生存率が低く完治する可能性の低いがんにかかっているという事とイコールであり、余命も短いものだという事にもつながります。

膵臓がんを早期に発見出来た場合を除けば「膵臓がんの宣告とは膵臓がんの短い余命と向き合う事につながる」であるケースが多いという厳しい現実がありますが、これについては膵臓がんの患者さんのご家族やご友人など周囲の人も言いたい事があるかと思われますが、筆者個人的意見としては、もし、自分の家族や友人などが膵臓がんで医師から余命先刻を受けたとしても、自分の意見を押し付けるのではなくて患者さんのご意思を最大限尊重して欲しいと思います。

あくまでも膵臓がんを克服する事をあきらめずに治療に専念するのか、それとも短い余命をどう過ごすのかを考えるのか、それとも余命を少しでも伸ばすための治療を受けるのか、それは患者さん自身が決める事だと筆者は考えているためです。

ただ、筆者個人的には末期の膵臓がんで余命を宣告されたとしても、膵臓がんの患者さんには「どうせ自分は膵臓がんで死ぬのだ」とやけになる事だけは避けていただきたいと願っています。

確かに膵臓がんの生存率は低いのですが、だからと言って医師も手をこまねいているわけではありません。

膵臓がんの手術のあとに放射線療法や化学療法(=抗がん剤を使用しての治療)を組み合わせるなどの治療法によって患者さんの生存率をアップさせる事にも成功していますが、現在のところ満足出来る治療成績ではありません。しかし、これから先、膵臓がんの効果的な治療法が発見される可能性は残されています。

文中でも触れたとおり、膵臓がんの宣告とは余命が短い事とイコールである事が多いという、かなり重いテーマになりましたが、もし、自分の周囲の人が膵臓がんで余命先刻を受けたらどうするのかと考えると、難しい事ではあります。

より良い治療法を求めて膵臓がんの名医の治療を受けるというならば周囲の人も受け入れられるかと思われますが、中には民間療法に頼ろうとする人もいるでしょう。

嫌な話ではありますが、民間療法の中にはその効果について疑いたくなるようなものもあるとの事なので、膵臓がんの患者さんがそのような治療法に頼ろうとした時には周囲の人が一言「そのような事はやめた方がいい」と言いたくなる事もあるでしょう。

それでもやはり、筆者は患者さんのご意思を尊重して欲しいと思います。

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