転移性肝臓がん 生存率

「転移性肝臓がんの生存率はどこからがんが転移して来たかによる

転移性肝臓がんとは他の臓器からがん細胞が肝臓に転移してがんを発生させたものです。

本来ならば「○○(がんが発生した元の臓器)の肝転移」と呼ぶべきなのですが、肝臓に転移するがんの多さとその経路が同じである事から「転移性肝臓がん」と呼ばれます。

肝臓には入って来る血液の量も多ければ肝臓から出て行く血液の量も多いため、その血液に乗ってがん細胞も流れて来て、肝臓でがんを発生させる事が多いのです。

また、肝臓からがんが発生した場合は「原発性肝臓がん」と呼んで転移性の肝臓がんとは区別されます。

転移性肝臓がんの生存率は、どの臓器から肝臓に転移して来たのかによって違って来ます。

その中でも大腸がんからの転移性肝臓がんの生存率は比較的高いと言えます。それは、大腸がんは手術療法が効果を発揮するからです。それでも大腸がんからの転移性肝臓がんの患者さんが肝臓の手術療法を受けてからの5年生存率は25~50%と言われています。

「大腸がんの転移性肝臓がんの生存率は比較的高いと言いましたが、それでもその数字なのですか? 思ったよりも低いですね」と言われそうですが、肝臓がんの進行度から鑑みれば大腸がんの転移性肝臓がんの治療成績は良い方になります。それに、乳がんからの転移性肝臓がんに比べれば断然良いと言わざるを得ません。

乳がんからの転移性肝臓がんが発見されてからの平均的な余命は1年弱と言われていますので、乳がんからの転移性肝臓がんの生存率は残念ながら良いとは言えません。

何故ならば、乳がんは肝臓に転移している事がわかった時点で肺や骨、リンパ節などの全身にがんが広がっているケースが多いからです。

転移性肝臓がんの生存率は残念ながら低い

このように、一般的には転移性肝臓がんとはがん細胞が発生した臓器から他の臓器である肝臓にがんが転移してしまった状態なのですから、残念ながら生存率は低いのが現状です。

それでも、「どうせ助からないんだ」とやけになったりしないで下さい。

先ほど「乳がんからの転移性肝臓がんが発見されてからの平均的な余命は1年弱、大腸がんからの転移性肝臓がんの手術療法後の5年生存率は25~50%」と言いましたが、これはあくまでも「平均的な数字」です。転移性肝臓がんの患者さん全員がそれに当てはまるわけではありません。それを克服して生存している方もいらっしゃるはずです。

それに、ラジオ波焼灼術など、転移性肝臓がんの治療法も向上しつつあります。この先もっと良い転移性肝臓がんの治療法が見つかる可能性も皆無とは言い切れません。

たとえ転移性肝臓がんが発見されたとしても、やけにならないで一日一日を大切に、最後まで希望を捨てないで治療を続ける事。これが最も重要な事なのではないでしょうか。

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コメント

  1. 寺内マサミ より:

    私は昨年8月に膵炎の疑いで緊急入院ですい臓に癌が2つ見つかり手術、10月に退院後12月の検診で肝臓に転移していて、抗がん剤治療中です。約七割位消えました。プラス思考でお互い頑張りましょう。