膵臓がん 名医

膵臓がんの名医とは標準治療以外の治療法で膵臓がんを治す名医とは限らない

膵臓がんは早期に発見して早期に治療をするという事が難しい事と、早期の数ミリメートルというごくごく小さながんであっても悪性度が高く、転移しやすいという特性を持っているため、膵臓がんが発見された時にはすでに他の臓器へがんが転移していた、という事も珍しくないと言います。

さらに膵臓がん自体が難治のため、膵臓がんは「がんの王様」とまで呼ばれる恐ろしいがんです。

その「がんの王様」である膵臓がんと診断されて治療をしていく上で、「このような治療法でいいのか?」と迷う事もあるでしょう。

(もっとも、これは膵臓がんに限った事ではなくてどの病気にも言える事ですが)

担当医の治療法に迷いが出て来た・別の治療法で膵臓がんを治療してゆきたいという状態になった時には、セカンドオピニオンを受診するのも一つの手段かと思われます。

中には現在治療を受けている病院とは別のところでもう一度診てもらうという抵抗感がある人もいらっしゃるかもしれません。現実問題としてもう一度検査をやり直したりするのは億劫だと考える人もいるでしょう。しかし、現在ではセカンドオピニオンを受診する事も珍しくなくなりつつあります。そして、積極的にセカンドオピニオンを受け入れている医療機関も見られるようになりました。

「セカンドオピニオンを受診する」と決まったら、受診する先の病院や医師を決める事になります。

そのような時にセカンドオピニオンの受診先として真っ先に考えるのは、「膵臓がんの名医」あるいは「膵臓がんの治療成績の良い病院」なのではないでしょうか。

前述のとおり、膵臓がんとは医療技術が進んだ現在でも難治のがんです。それに加えて、いわゆる「膵臓がんの標準治療」と呼ばれる治療法以外の治療法(例・免疫療法)などの治療法を試みている医療機関もあります。

免疫療法などの標準治療以外の治療法を行う事への是非はここでは問いませんが、「どのような治療法であれ、1%でも膵臓がんが治る可能性があるのであればその治療法を試してみたい」と思うのが人間なのではないでしょうか。

ここで理解しておかなければならないのは、「膵臓がんの名医とは膵臓がんの標準治療以外の治療法で膵臓がんを治す名医とは限らない」という事です。

ネットや書籍などで「膵臓がんの名医」あるいは「膵臓がんの治療成績の良い医療機関」を調べる事は出来ます。

ここで膵臓がんの名医あるいは治療成績の良い医療機関の名前を具体的に取り上げるのは遠慮しますが、調べようと思えば簡単に調べられるものであるのは間違いありません。しかし、「どの治療法で膵臓がんを治すのか」と言う点については(免疫療法を試みている医療機関を除けば)記載されていない場合が多いのが現状です。

「同じセカンドオピニオンを受診するならば膵臓がんの名医と呼ばれる腕の良い医師に診てもらいたい」という気持ちはわかります。しかし、そうであればその医師(膵臓がんの名医)はどのような治療法で膵臓がんを治療してゆくのを得意とした医師なのか、また、その治療法についての知識を患者さん自身も知っておく必要があるでしょう。

そして、膵臓がんに限らず全ての病気は医師一人の力で治すものではありません。患者さんの力や協力も必要になって来ます。

病気とは医師と患者の双方の努力によって治すものである事を、蛇足ながら付け加えてさせていただいて締めくくりの言葉とさせていただきます。

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