食道がん 検診

食道がんの検診を受ける時には

食道がんが予後不良のがんの一つと言われていたのは昔の事で、現在は検査技術が向上し、会社などの検診で食道がんを早期に発見する事が出来るようになりました。

それだけではありません。抗がん剤など治療技術も向上しているために、リンパ節転移さえなければおよそ80%以上は完治が見込めるとまで言われるようにまでなっています。

ちなみに日本では内視鏡検査は食道がんや胃がんの検診などで一般的に使われる検査方法ですが、海外ではまだ胃がんや食道がんの検診で行う検査方法としては一般的ではありません。日本よりも海外の方が食道がんの治療成績が低いのは、検診として内視鏡検査を行う事が一般的でないために早期の食道がんを発見出来ない事もあるからだとの事です。

「早期発見・早期治療開始は病気を治すのに大切な事」と言われますが、それが裏付けられるような結果になっています。

それでは、「食道がんかな?」と疑いのある人が検診に行く時に何を注意すればよいのでしょうか?

真っ先にしなければならないのは、検診する医療機関を探す事です。

「そんなの、当たり前じゃないか」とあきれられそうですが、全ての医療機関が食道がんの検診をやっているわけではありませんので、食道がんの検診をやっている医療機関で検診を受けましょう。

そして、これも当たり前と言えば当たり前ですが、医療機関によって検査機器などの設備が違いますので、検査出来るものと出来ないものがあります。したがって、内視鏡検査が出来るか否かなど、検診出来るものを調べてから食道がんの検診を受ける医療機関を決めましょう。

食道がんの疑いがある場合には食道がんの検診に行くのがベストですが、時間の都合などでなかなか食道がんの検診に行く事が出来ない場合もあるでしょう。そういう場合は会社などの検診を利用するのも一つの方法です。

そして、「食道がんかな?」という疑いのある人が一般的な検診に行った時の注意点としては、「食道がんと思われる症状が現われている場合にはその旨を検査医に伝える事」です。

皆さまもご存じのとおり、日本人に一番多いがんは胃がんです。ですから食道がんにかかる人よりも胃がんにかかる人の方が多いのです。

そのため、一般的な検診で食道造影検査などを受ける際には食道よりも胃の方を重点的に見てしまいがちなところがあります。食道がんの疑いがある人が食道を見てもらえないのであれば、何のために検診を受けるのか、わからなくなってしまいます。

そのため、食物を飲みこんだ時につかえる感じがするなどの食道がんを疑われる症状がある方はそれを事前に検査医に伝えておきましょう。

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