食道がん 病院

食道がんになった時にはどの病院に行くか

食道がんは昔は予後不良のがんの一つでしたが、現在ではリンパ節転移さえなければ80%以上の確率で完治するとさえ言われるようになりました。しかし、それを逆に言えば、リンパ節転移があれば現在でも怖いがんであるという事になります。

「食道がんになった時にどの病院へ行けばいいのか?」と聞かれる事は「食道がんになった時には食道がんの名医のいる病院で治療を受けたいので、食道がんの名医のいる病院を教えて欲しい」と言われているのと同じ事なのではないでしょうか。

患者さんも医師も人間である以上は相性があるかと思われますので、その中で名医を取り上げるとなるとなかなか難しいですが、筆者なりに食道がんの名医と勤務されている病院をご紹介してゆきたいと思います。

食道がんの外科療法(手術)の一般的なやり方としては、食道を切除したあとに患者さんののど元まで胃を釣り上げて縫い合わせて胃を食道の代わりにするという方法を行う事が多いです。

しかし、この方法では、一度にたくさん食べ物を食べる事が出来なくなるといった後遺症が残ります。

食道がんでも本当に初期の段階では内視鏡を使用してがんを切除するという「内視鏡的粘膜切除術(EMR)」という手術法で食道がんを治療する方法があります。

その方面で知られるのが東海大学常勤理事で、東海大学伊勢原校舎・付属病院本部の本部長でいらっしゃいます、幕内博康氏です。

幕内氏については「私ががんなら、この医者に行く 最新版(海老原敏著/小学館)」などの名医を紹介する書籍やWebサイトなどでもよくご紹介されていますので、ご存じの方もいらっしゃるかと思われますが、内視鏡的粘膜切除術においては第一人者として知られている方です。

ただし、この内視鏡的粘膜切除術とは、前に少しお話したとおり、現在では食道がんの中でも粘膜の中に腫瘍が出来ていて、がんがリンパ節などに転移がない状態の、本当に初期の食道がんに使われる治療法です。つまり、内視鏡的粘膜切除術で食道がんを治そうと思えば初期の段階で食道がんを発見しなければなりません。

つまり、がんを治すのには医師だけの力に頼るのではなく、患者さんの力も必要だと言えるでしょう。

食道がんに限らずがんの治療法として真っ先に思い浮かぶのが外科療法(手術)ですが、前述のように外科療法の中でも内視鏡的粘膜切除術という治療法があります。

そして、外科療法以外では化学療法(抗がん剤を使用しての治療)や放射線療法、そして、それらを組み合わせた治療法など、様々な治療法があります。

「もし自分が食道がんになったらどの病院に行くか?」と考えると、食道がんがどのような状態になっていて、どのような治療法があって、また、それらの治療法のメリットとデメリットをしっかりと説明してくれる医師のいる病院がいいなという考え方もあるかと思われます。

そのような医師として国立がん研究センター東病院臨床開発センターのセンター長でいらっしゃいます大津敦氏をご紹介したいと思います。

大津氏は食道がんにおいては様々な治療法を組み合わせて治療するにはその治療法のメリットとデメリットをきちんと患者さんに理解してもらう事が大切だと考えていらっしゃいます。

そして、「患者さんと一緒にがんと闘ってゆきたい」と考えていらっしゃるのが順天堂大学医学部付属順天堂医院がん治療センターのセンター長でいらっしゃる鶴丸昌彦氏です。

その姿勢は順天堂医院がん治療センターのサイトでも紹介されていて、鶴丸氏のごあいさつの中に「がんの治療は、がん自体の治療のみならず、いろいろな不安、悩みに対する配慮も必要です。当センターでは緩和ケア・外来化学療法・セカンドオピニオン・がん茶論・患者相談などの総合的な取り組みを行っております」と明記されています。

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