肝臓がんに良い食べ物

肝臓がんに良い食べ物とは肝臓に負担をかけない食べ物

「肝臓がん」と言えば「アルコール類の飲み過ぎでなる病気」のイメージがあるかと思われます。

しかし、現在日本においてアルコールの飲み過ぎで肝臓がんになる人は少数で、実際には肝炎ウイルス、特にB型肝炎ウイルス・C型肝炎ウイルスの感染によって肝臓がんになる人が圧倒的に多いのが現状です。

しかし、「肝臓がんはB型・C型肝炎ウイルスの感染によるものが多い」という現在の状況も、将来くつがえされる可能性があるという事も示唆されています。

と、いうのも、現在飽食の時代を迎え、高カロリーの食事を摂取する事によって脂肪肝になり、脂肪肝から肝臓がんに移行する患者さんが多くなるのではないかという声が出始めているからです。

それ以外にも、食品添加物も肝臓に悪いという話も耳にします。

何故食品添加物や高カロリーの食事が肝臓に悪いのでしょうか? 

それは肝臓が人体に有害な物質の解毒や人体が危機に陥った時のための栄養素の貯蔵に関わる臓器だからです。

アルコールも人体にとっては有害な物質です。それを解毒するのは、肝臓にとって負担になります。食品添加物もしかりです。

つまり、慢性肝炎から肝硬変、そして肝臓がんへと移行させないためには食事療法も必要だという話になるのです。

ちなみに、「肝臓がん含む肝臓の病気にはレバーが良い」と言われていますが、それは一昔前の話です。そのように言われた当時は現在のように飽食の時代ではなかったためにカロリーの高い食事が提唱されていたと言います。

しかし現在は上記のとおり高カロリーの食事を摂取する機会が多くなっています。そのような普段からカロリーの高い食事を摂取する現在の日本においては、レバーといったカロリーの高い食品は却って肝臓に負担をかけてしまうというわけです。

「よくわかる消化器ガン(掛谷和俊著/毎日新聞社)」という本によると、慢性肝炎の人が気を付けなければならないのは下記のポイントだとの事です。

・塩分・カロリーの摂取過剰を避ける

・たんぱく質は卵・大豆・豆乳を中心に摂取する

・暴飲暴食をやめる。そしてお腹一杯食べるのではなくて腹八分目を心がける

・アルコールは出来るだけ控える

・タバコはやめる事

・メタボを解消して標準体重にするように心がける

「肝臓がんに良い食べ物の話ではないじゃないか」と言われそうですが、いきなり健康な肝臓にがんが出来る事は稀です。

他の臓器から肝臓にがんが転移して来る事はありますが、大抵は慢性肝炎から肝硬変、肝臓がんというように移行してゆく事が多いのです。ですから、肝臓がんを防ぐためには慢性肝炎になるのを防ぐのが先決だという事なのです。

蛇足ながら肝臓がんの症状とは黄疸が出る・腹水がたまるなどの症状が言われていますが、これらの症状は肝臓がんになったから起こった症状ではなく、肝臓の機能が低下する事によって起こる症状です。肝臓がん特有の症状とは言えません。

つまり、「肝臓がんに良い食べ物」を一言で表現すれば「肝臓に負担をかけない食事」という事になります。それが先ほど取り上げた項目だという事なのです。

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