肝臓がん 末期 食事

末期の肝臓がんなどがんの患者さんの食事について

肝臓とは解毒などの人体にとっては生命にかかわる機能を持つ臓器です。そのため、末期の肝臓がんになって悪くなった肝臓であっても、肝臓を完全に摘出して他の臓器を肝臓の代わりの臓器にするという事が出来ません。

ちなみに、「肝臓がんが悪くなったら、肝臓を移植したらいいのではないか?」と思われそうですがそれは違います。

確かに、肝臓移植という方法が肝臓がんの治療法にあるのは本当です。しかし、肝臓がんも末期になると、もはや肝臓移植という治療法さえ行う事は出来ないのです。

厳密に言えば、末期の肝臓がんの患者さんに肝臓を移植する事は、技術的には可能です。しかし、移植しても結局はまた肝臓にがんを発生させてしまう事が多いため、末期の肝臓がんの患者さんには肝臓移植を推奨しないのだと言います。

以前は肝臓がんに限らずがんの患者さんが最期を迎える場所は病院でした。しかし、最近では自分の最期は自宅で迎えたいと願う患者さんが増えています。

もし、自分が肝臓がんになったら、そして、それが末期だったとしたら、病院ではなくてご自宅で最期を迎えたいというお考えの方も現実には多いのではないでしょうか?

これは肝臓がんに限らず末期がんの患者さん全体に言える話ですが、患者さん本人よりもそのご家族の方がその事に関して不安に思われる事は多いのは間違いないかと思われます。

特に(末期の肝臓がんの患者さんにも見られる事ですが)末期がんの患者さんの食事についてはどうしたら良いのか悩む事もあるでしょう。

末期がんの患者さんの場合はものを飲みこむ力が弱っている可能性もあります。そのような状態であれば、飲みやすく加工された食品があるとの事ですので、必要であればそういう食品を利用するという方法もあります。栄養ドリンクを利用するのも一つの方法でしょう。

もちろん、がんの状態にもよっても摂取して良い食事・悪い食事というものがあるかと思われますので、どのようなものを患者さんに食べさせればよいのかは、医師に相談の上で決める方がいいでしょう。

(実際ある末期肝臓がんの闘病記の中には、それをやって良かったかどうかは別として、入院中に医師から水を飲んで良いという許可が出たあとに奥様に健康食品を差しいれてもらって飲んだという記述が出て来ます)

ちなみに、末期肝臓がんで肝臓が弱っている状態の場合は、あまり肝臓に負担を与えないものが良いとされています。ですから、食品添加物や農薬を大量に使っているものなどはやめた方が良いと言われています。

ただ、末期肝臓がんの患者さんの闘病記(タイトルは伏せます)を読んでみると、あまりにも体重が落ちた時には免疫力も落ちたので、医師から食事の許可が出たあとにご自分の好きな食べ物を奥さまに差し入れてもらって、医師に隠れてそれを食べたとおっしゃっています。

これについては賛否両論あるかと思われますが、筆者個人的な意見としては、肝性脳炎の治療のために絶食になっている場合を例外として、あまりにも「これは肝臓に良くないから駄目!」と目くじらを立て過ぎるのも問題ではないかと考えます。

(前述のある末期肝臓がんの闘病記の話と矛盾しますが、実際には普通の栄養剤の中に含まれるアミノ酸は肝性脳炎を悪化させてしまう事があるのであまり使用しませんが、患者さんの状態によっては使用せざるを得ない場合もあると言います)

末期の肝臓がんの患者さんの食事についての話に限らず、何より恐ろしいのは間違った情報を鵜呑みにしてしまう事です。

よく「末期肝臓がんが食事療法で治る!」などと謳っている広告がありますが(筆者の独断でものを言って恐縮ですが)、民間療法の域を出ないものだと考えています。

もちろん、民間療法全てが悪いとは限りませんし、筆者も「民間療法は全て悪い」とまでは言えません。

そして、そのような一見すると胡散臭い情報でも、中には本当に末期の肝臓がんにも効果のある食事療法もある可能性は否定しませんが、期肝臓がんの患者さんのためにどのような食事が良いのかは(しつこく言って恐縮ですが)医師と相談した上でメニューを決めた方がいいと筆者は考えます。

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