肝臓がん 闘病記

肝臓がんの闘病記を読むという事について

肝臓とは「沈黙の臓器」と呼ばれ、よほど悪くならなければ症状が現われない事から早期発見が難しいとされて来ましたが、最近では喫煙やアルコール以外にも肝臓がんを発症するリスクを高めるものがかなり解明されて来ています。よって、自分に肝臓がんの高リスク要因があると考えられる人は定期的に肝臓がんの検診を受けるなどして早期に発見出来るようになりつつあります。

しかし、過度にアルコールを飲まないなど、出来る限り肝臓がんにならないように気を付けていても、肝臓がんになってしまう事はあります。

たとえば肝炎ウイルスの感染です。

これは肝炎ウイルスの付着した血液がついた注射針を誤って刺してしまったなどの「針刺し事故」だけではなく、輸血をした際に肝炎ウイルスの混じった血液を輸血してしまう事があります。

(輸血用の血液や血液製剤については厳重な管理をしていますが、B型肝炎ウイルスやC型肝炎ウイルスは検査で発見出来ない場合もごくまれながらあるとの事ですので、輸血用の血液や血液製剤からの肝炎ウイルスの感染が完全になくなったわけではないのです)

肝炎ウイルスによる炎症が慢性的に起こると肝臓の細胞が慢性的に傷つけられ、肝臓がんを発症するという事もあります。

冒頭でお話したとおり、肝臓とは「沈黙の臓器」と呼ばれるとおり、予備力が大きい臓器であり、よほど悪くならない限り症状として現われる事がないのが「がんを早期に発見する」という意味でやっかいなところです。

不幸にも肝臓がんを発症しても、肝臓の機能に問題がなく初期の段階でがんを発見出来た場合は肝切除によって肝臓がんを治す事が出来る場合もあります。

しかし、肝臓がんが進んでしまった状態で見つかった場合にはそれ以外の治療法を選択する事になる場合もあります。

がんというのは現在では必ずしも不治の病というわけではありません。それでも、「あなたはがんです」と言われると、少なからずショックを受けるものです。

そういう時には同じ肝臓がんを発症した人の話を聞くのもいいのではないかと筆者は考えます。自分の周囲に肝臓がんになった人がいなければ、肝臓がんの闘病記を読むのもいいでしょう。

最近では肝臓がんなどの闘病記は書籍だけではなくてWebサイトでも読めるものもありますので、近くに図書館がない場合や肝臓がんのために動けない場合にはWebにアップされている闘病記を読むのはいかがでしょうか? その中には自分の知らなかった治療法が紹介されていたりする事もあるかと思われますし、肝臓がんを克服するカギがある可能性もあるでしょう。

もちろん、肝臓がんを克服した人と同じ事をしたからと言って、自分も肝臓がんを克服出来るとは限りません。

たとえば、肝炎ウイルスに感染して肝臓がんを発症した人とアルコールの飲み過ぎで肝臓がんを発症した人では肝臓がんの克服の方法も違って来るでしょう。

それでも、肝臓がんの闘病記を読む事は悪い事ではないと筆者は考えます。

肝臓がんの闘病記を読む事によって勇気づけられるという事もあるかと思われます。そして、同じ病気と立ち向かう(立ち向かった)人同士でないとわからない事もあるでしょう。

それ以外にも、自分が今まで悪かった点(生活習慣など)を見直す事も出来るのではないでしょうか? 

肝臓がんの闘病記を読む事は、必ずしも肝臓がんの克服のカギを探すだけではないと考えます。

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