肝臓がん 初期症状

「肝臓がん含む肝臓の病気は肝臓の機能がかなり落ちなければ初期症状は現われない

肝臓は正常ならば三分の一を切除しても問題なくその機能を果たす事が出来ますし、何よりも旺盛な再生力がありますので、正常な肝臓ならば三分の一くらい切除しても元に戻ります。

しかし、これはあくまでも「正常な肝臓であれば」という但し書きが必要になります。つまり、正常ではない肝臓であればそうではないという事になるのです。

肝臓とは身体にとってはなくてはならない臓器です。それは解毒や代謝、栄養の貯蔵などの身体にとって大切な役目を担っているからです。

肝臓の旺盛な再生力と大きな予備力はそのために備わったのかと思えるほどに、肝臓とは身体にとって大切な臓器なのです。

肝臓は予備力が大きいため、肝臓がん含む肝臓の病気になっても初期症状というものは現われません。肝臓が「沈黙の臓器」と呼ばれるのはそのためです。

逆に言えば、自覚症状が出る時には肝臓の機能がかなり落ちているという事になります。

肝臓がんには初期症状に限らず肝臓がん特有の症状と言うもの自体がない?

何度もお話しているとおり、肝臓は再生力と予備力の大きい臓器です。

そして、突然がんが肝臓に出来る事は稀です。多くは慢性肝炎から肝硬変、肝臓がんと移行するか他の臓器から肝臓へがんが転移して来るかのどちらかのケースになります。

肝臓がんの初期症状と言えば、「身体がだるい・疲れやすい・食欲がない」などが言われています。そして、「それらの症状は肝臓がんとはわかりにくい症状です(ですから積極的に検査を受けて早期発見に努めて下さい)」という結びの言葉で締めくくられている事が多いです。

しかし、ある意見によると、「肝臓がんには初期症状に限らず肝臓がん特有の症状と言うもの自体がない」とも言います。

その理由は、肝臓に突然がん細胞が生まれる事は稀で、他の臓器からがんが転移して来る転移性肝臓がんを例外とすれば、大抵は慢性肝炎から肝硬変、そして肝臓がんへと移行するケースがほとんどだからです。そのため、肝臓がんの症状と言うよりは肝炎や肝硬変の症状が現われるケースがほとんどなのです。それをもっと具体的に言えば、それらは肝臓の機能が低下する事によって現われる症状だからです。

肝臓の機能が低下する事によって現われる症状として知られているものに黄疸があります。

肝臓の機能が低下すると胆汁の成分の解毒が上手く行かず、それが血液中に流れ出します。その結果、胆汁の成分の色素が目や皮膚に現われるというわけです。

話が前後しますが、肝臓がんの初期症状としてよく言われる「身体がだるい・疲れやすい・食欲がない」というのも肝臓の機能が低下する事によって現われる症状です。

前にもお話したとおり、肝臓の役目としてエネルギーの代謝や身体に有害な物質の解毒、栄養の貯蔵があります。

肝臓の機能が低下して来ると、それらの役目を果たし切れなくなって来ます。それによって、「身体がだるい・疲れやすい・食欲がない」という症状が出て来るのです。

肝臓がんにならないためにはよく言われるとおり「早期発見のために積極的に検査を受ける」事も大切ですが、それよりもまず、肝臓に負担をかけない生活をする事が何より大切な事なのではないでしょうか。

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