肺腺がん
肺腺がんは肺がんの一種で非喫煙者でも発症する恐れがあり、特に女性が発症しやすいと言われています。転移もしやすい、この恐ろしい病気と対処法を紹介します。
肺腺がんとは
肺腺がんという病気をご存知でしょうか。日本人でもっともがんで亡くなった方が多いと言われている恐ろしい病気が肺がんです。
しかし、発症数が多いというわけではありません。一年間に発症する一番多いがんは胃がんと言われています。それでも、肺がんで亡くなられている方が多いということは、それだけ生存率が低いということなのです。
肺がんにはいくつかの種類があり、腺がん、扁平上皮がん、小細胞がん、大細胞がんなどに分けられています。
今回紹介するのは、腺がんです。先ほども書きましたが、肺がんというものは比較的に男性が発症しやすいというデータがあります。
しかし、この肺腺がんは女性の発症が多くみられていることが特徴です。また、通常肺がんというのは喫煙などが原因であることが多いのですが、この肺腺がんに限っては非喫煙者の方でも発症してしまうという結果が出ています。
何が原因で肺腺がんが発症するのかが未だにはっきりしていませんので、どなたも油断することなく、定期的に検診を受けて早期にがんを発見することが重要といえるでしょう。
肺腺がんを患ってしまったら
肺腺がんは日本人で一番死亡率が高いがんと言われていますが、中でもとりわけて発症、死亡率が高いと言われている恐ろしい病気です。
また、原因がなんであるかも解明されておらず、予防も難しいとされています。この病気の恐ろしいところは、周辺の臓器やリンパ節などに転移がしやすいということです。
その為に、肺腺がんが小さくとも発見が遅れてしまっては手の施しようがないという状況になっている場合があります。
症状などは、書籍やインターネットなどで実際に肺腺がんを患われた方の闘病記などを読むと大変参考になることでしょう。
この闘病記を読むだけでもとても恐ろしい病気だと理解していただけると思います。ともかく、予防が難しく早期発見が非常に重要な病気ですので、定期的な検診で、少しでも異常が見つかった場合には即座に詳しい検査を行うと良いでしょう。