肺がん ステージ

肺がんのステージ(病期)

肺がんのステージ(病期とも言います)とは、肺がんの進行を表すもので、いわば指標です。
肺がんのステージを最もシンプルな方法で分類すると、こういう形になります。

・ステージⅠ:がん細胞が肺の中に出来ている状態。転移はしていない。

・ステージⅡ:がん細胞が肺の中のリンパ節に転移している状態。

・ステージⅢ:がん細胞が肺の外まで転移している状態で、かつ、外科療法で切除可能な状態。

・ステージⅣ:がん細胞が脳・骨などの遠隔臓器と呼ばれる臓器にまで転移している状態。

       外科療法ではなく、化学療法や放射線療法で治療する方が効果的。

これを、最初に出来たがん細胞がどこまで大きくなったのかをT、がん細胞のリンパ節への転移があるのかないのかをN、そして、がん細胞の遠隔転移をMとして、それらの組み合わせて考える事によってさらにステージを細かく分類して、その指標にします。

そして、肺がんの中でも小細胞がんのステージは、上記の分類の他に、がんが肺とリンパ節にとどまっている状態の限局型と、がんの遠隔転移の見られる進展型に分ける事もあります。

肺がんのステージと生存率

では、肺がんのステージが進むによって、どれくらい生存率が違って来るのでしょうか? 

あるデータによると、肺がん患者の5年生存率は、ステージⅠで80%、ステージⅡで45%、そして、ステージⅢで20%、ステージⅣでは5%との事です。

このデータによって、ステージが進行するに従って、肺がん患者の5年生存率が格段に落ちるのがわかります。

注意しなければならないのは、上記であげた肺がんのステージと生存率の関係は、あくまでも平均的なデータによるものだという事です。

それに、病院によっても、肺がんのステージによっての5年生存率が異なります。

つまり、肺がんのステージの5年生存率は、病院の肺がん治療の質をはかる指標にもなるのです。

肺がんは、胃がんなどの他のがんに比べて生存率が低いがんになります。

けれども、生存率の低さに悲観するよりも、早期発見を心がけて下さい。

他のがんに比べて生存率の低い肺がんでも、ステージの初期段階では完治も夢ではないのですから。

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