C型肝炎 ガイドライン

C型肝炎の中でも慢性の肝炎に関するガイドライン

C型肝炎の中でも慢性の肝炎に関するガイドライン・「C型慢性肝炎治療ガイドライン 2009」が、厚生労働省の治療標準化研究班から発表されました。

「C型慢性肝炎治療ガイドライン 2009」とは、2009年3月に改定されたC型肝炎に関するガイドラインです。

C型肝炎はA型・B型など他のウイルス性の肝炎とは違って、黄疸が出る事がなく、身体がだるいなど、症状は軽いが慢性化しやすいという特徴があるために、どうしてもこの、このC型肝炎に関するガイドラインについては、「C型『慢性』肝炎治療ガイドライン」と、慢性化したC型肝炎に重点を置く事になるのもやむを得ない部分があります。

C型肝炎の治療と言えばインターフェロンでの治療というイメージがありますが、この「C型慢性肝炎治療ガイドライン 2009」では、そのインターフェロンと、リバビリンという、抗ウイルス薬との併用治療について、特に詳しく書かれています。

医療関係者に向けたC型肝炎のガイドラインだけでは不十分

ただ、いくら医療関係者に向けたC型肝炎のガイドラインを改定したところで、C型肝炎にかかっている事さえ知らない人が多いと想像される現状は、残念ながら変わりありません。

つまり、C型肝炎のガイドラインを改定する事によって、その治療法などの恩恵に、「キャリア」と呼ばれる人を含めて、全てのC型肝炎にかかっている人に行き渡らせる必要があるのに、現状として、そうはなっていない、という事になります。

厚生労働省のサイトでは、血液製剤や血液凝固剤を受けた人に対するC型肝炎の検査を受けるよう、何度も呼びかけていますが、裏を返せばそれだけC型肝炎の検査を受ける人が、問題の血液製剤や血液凝固剤を受けたと思われる人に対してあまりにも少ないという事でもあるかと思われます。

C型肝炎に関するガイドラインを改定するだけではなくて、C型肝炎と言えば、血液製剤で輸血した人だけがC型肝炎にかかっていると思いがちですが、必ずしもそうではないという事を、私たちも知る必要があるのです。