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新型インフルエンザの予防法


新型インフルエンザの予防法

新型インフルエンザの予防法と言っても特別な事をする必要はありません。

通常の季節性のインフルエンザとほとんど違いがないからです。

具体的には次のとおりです。

第一に手洗いうがいをする事です。

大気中には新型インフルエンザの粒子が漂っている可能性があります。

もし、外出時にその新型インフルエンザの粒子を手につけていたとすれば、その手が感染源になってしまいます。外出先から自宅に帰ったら手を洗ってその粒子を落とす事と、大気中にある新型インフルエンザの粒子を吸っている可能性もあります。

そのままの状態で何かを食べたり飲んだりした時に新型インフルエンザの粒子まで飲みこんでしまいますので、うがいをしてのどの粘膜の表面についた新型インフルエンザの粒子を落としましょう。

第二に空気中の湿度を適正に保つ事です。

インフルエンザウイルスは湿度の高いところでは生存が不可能になります。それは新型インフルエンザにも言える事です。

つまり、加湿器などを利用して部屋の湿度を60%くらいにするのも新型インフルエンザの予防になります。

第三に新型インフルエンザにかからない身体を作る事です。

ストレスや徹夜などの要因によって身体の免疫力は下がってしまいます。

ストレスをためない、充分に睡眠をとる、バランスのとれた栄養を摂るなど、身体の免疫力を高める努力も必要です。

その他、混雑した場所へは行かない、外出時にはマスクをする、新型インフルエンザのワクチンがある場合はそれを接種する事の他に、野鳥の死骸に触れない事も新型インフルエンザの予防になります。

新型インフルエンザに限らずどの感染症にも言える事ですが、感染症の予防法と言えば真っ先に自分がその感染症にかからない事を考えますが、自分だけではなくて他の人にその感染症をうつさない事も予防法に含まれます。

不特定多数の人が集まる場所でマスクをするなど咳エチケットを守る事は、自分が新型インフルエンザにかからないためだけではなくて他の人に新型インフルエンザをうつさないためにも必要な事なのです。

また、自分が早く新型インフルエンザから治る事も他の人に新型インフルエンザをうつさないために必要な事なのです。

「新型インフルエンザにかかったかな?」と感じたら、すぐに医療機関に診断を受けに行きましょう。しかし、新型インフルエンザに感染している可能性のある人は、近所の診療所などの一般の病院ではなくて新型インフルエンザの患者を受け入れている特定の医療機関へ行って下さい。

近所の診療所などの一般の病院へ行くと新型インフルエンザを一般の病院内の人へとうつしてしまう恐れがあります。

新型インフルエンザの患者を受け入れている医療機関がわからない場合は、厚生労働省のサイトの「2009年新型インフルエンザにかかったと思った時にどの医療機関を受診すればいいのか」という話が参考になりますので、ここから先はそこに記載されている事を元にしてお話しましょう。

発熱している患者を受け入れている医療機関がわかっている場合にはそちらに行きましょう。わからない場合は保健所などの発熱相談センターに電話をかけてその指示に従って下さい。妊娠している女性はかかりつけの医師に電話して新型インフルエンザの患者を受け入れている医療機関を紹介してもらって下さい。

しかし、新型インフルエンザの症状が重くなった場合には入院施設のある医療機関に出来るだけ早く診察を受けて下さい。

状況によっては救急車を呼ぶ事にもなるかもしれませんが、その時には必ず新型インフルエンザの症状が出ている事を話して下さい。

2011年12月24日
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カテゴリ: インフルエンザ

新型インフルエンザ対策


新型インフルエンザ対策とは

2009年に流行した2009年新型インフルエンザ(A型H1N1亜型インフルエンザ、豚インフルエンザとも呼ばれます)は通常の季節性のインフルエンザと同じ扱いになり、「新型」インフルエンザではなくなりました。

しかし、インフルエンザウイルスは今この瞬間もどこかで進化して、今までヒトには感染しなかったタイプのインフルエンザウイルスが新型インフルエンザとしてヒトからヒトへと感染するインフルエンザウイルスが新たに出現する可能性は皆無とは言い切れません。

私たちヒトはそれを何もしないでただ待っているわけにはいきません。新にヒトからヒトへと感染を広げる新型のインフルエンザが出現した時のために、まだ新型のインフルエンザが出現する前にその対策を考えなければなりません。

新型インフルエンザが出現して、かつてスペイン風邪が世界中で猛威をふるったように世界中で爆発的に感染者を増やしていると想定しましょう。

その場合の新型インフルエンザ対策は、まずは感染者を何らかの方法で隔離してそれ以上感染者を増やさない事が求められます。

そのためには感染者を隔離するための施設等の確保などが必要になるでしょう。

それについては個人ではどうしようもないものなので公的機関に対策を考えていただくしかないのが現状です。

そして、世界中で新型インフルエンザの感染者が大量に出て隔離される人が多くなると、私たちの社会生活を維持する事が困難になります。

具体的には物資の輸出入が不可能になり、食料のほとんどを輸入に頼っている日本は大打撃を受ける事になる事が予想されます。

また、流通も滞るようになる事が予想されますので、生活物資を扱っている商店も閉店を余儀なくされる事になるでしょう。

そうなると、食料や生活用品が不足するという事態もあり得ます。

それに対しての対策は、普段から食料や生活用品を約2週間分備蓄しておくとよいでしょう。それは新型インフルエンザで社会生活の維持が難しくなった時のためのみならず災害に遭った時の対策としても有効です。

その他の新型インフルエンザ対策は通常の季節性インフルエンザと大差はありません。

ワクチンがあればワクチンを接種する、混雑したところへは行かないようにする、自宅へ戻った時には手洗いうがいをする、部屋の湿度を適正に保つ、ストレスをためないなどの方法で免疫力を低下させない、野鳥の死骸に触れないなどです。

また、咳エチケットを守る事も新型インフルエンザだけではなくて通常の季節性のインフルエンザ対策になります。

最近よく耳にするようになった咳エチケットですが、元はアメリカで提唱されていたものを日本の厚生労働省が季節性インフルエンザの感染拡大を防ぐとともに新型インフルエンザ対策としても呼び掛けられるようになったものです。

咳エチケットの内容は次の3点を守る事です。

・咳やくしゃみをする時には周囲の人から顔をそむけて口と鼻を押さえる事

・ティッシュペーパーを使ったあとにはふたのついたごみ箱に捨てる

・咳などの症状が出ている時にはマスクをする事

何よりも重要なのは、新型インフルエンザが出現して爆発的に感染者を増やしている時には私たち一人一人が誤った情報に惑わされずに正しい情報を知り冷静になる事です。

新型インフルエンザが現われて爆発的に感染者を増やしているという危機的な状態の時に誤った情報に流された人々が集団パニックを起こす事が最も恐ろしい事だと言えるでしょう。

2011年12月22日
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カテゴリ: インフルエンザ

新型インフルエンザの症状


2009年新型インフルエンザの症状について

新型インフルエンザの定義は「新たにヒトに感染が確認されたインフルエンザウイルスによるインフルエンザ感染症」の事を差します。従って、2009年に新型インフルエンザと呼ばれたA型H1N1亜型インフルエンザ(豚インフルエンザとも言います)だけを差すわけではありません。

しかし、現在でも「A型H1N1亜型インフルエンザ(豚インフルエンザ)」と言うよりは「新型インフルエンザ」と言った方がわかりやすいのは確かな事です。

この、2009年新型インフルエンザことA型H1N1亜型インフルエンザの症状は厚生労働省のサイトの記載を要訳すると「(2009年新型インフルエンザの症状は)季節性のインフルエンザと酷似しています。

ただ、季節性インフルエンザに比べて下痢などの消化器症状が多い可能性が指摘されています」と記載されています。

しかし、実際には重症になる人もいれば普通の風邪のように軽症で済む人もいます。それについては厚生労働省のサイトにも「(ハイリスクグループ以外の)ほとんどの人が軽症で回復しています」というような事が記載されている事でも確認出来ます。

これらの2009年新型インフルエンザの症状が軽症で済む人が多いと言われているにもかかわらず人によっては重症化するのは、感染したインフルエンザウイルスの量やその人の免疫力、病気の有無などによって症状が軽くなったり重くなったりする事はあるでしょう。

2009年4月の時点でさえ「日本などの通常の季節性インフルエンザに対する医療環境が整っているところであれば2009年新型インフルエンザにかかっても問題はない」という意見まで出されたくらいです。

ただ、この意見はメキシコ以外で2009年新型インフルエンザによる死者が出ていない時点で2009年新型インフルエンザについて判明している事を分析した上での意見だという事を忘れてはいけません。

2011年現在改めて読むと、読みようによっては「あの意見は『医療環境が整っているところであれば2009年新型インフルエンザは通常の季節性のインフルエンザと同じくらいの危険度だ』と言っているもの」とも受け取れます。

実際、2009年新型インフルエンザは2011年現在でもやっかいな感染症です。

通常の季節性インフルエンザが38℃以上の熱が突然出る事から始まるのに対して、2009年新型インフルエンザの症状は必ずしも高熱から始まるとは限らないところがやっかいです。

2、3日経ってから高熱が出るケースもあったと言いますし、頭痛から始まったケースもあると言います。そのため、医師が診断を誤ると取り返しのつかない事になりかねない点が2009年新型インフルエンザの恐ろしいところです。

実際に医師の判断の誤りで2009年新型インフルエンザの症状が重症化する兆効を見逃してしまったためにその症状が重症化してしまったケースもあると言います。

さらに、新型インフルエンザの症状が出てから48時間はその症状が急激に悪化して重症化する事もあると言いますから、恐ろしい感染症です。

つまり、2009年新型インフルエンザが通常の季節性インフルエンザと同じ扱いになった現在でも2009年新型インフルエンザが恐ろしい感染症である事に変わりはないのです。

2011年12月21日
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カテゴリ: インフルエンザ

リツキシマブ 投与後のインフルエンザワクチン接種


リツキシマブ 投与後のインフルエンザワクチン接種リツキシマブ投与後のインフルエンザワクチン接種は意味がないか

2009年新型インフルエンザ(A型H1N1亜型インフルエンザ、豚インフルエンザとも呼ばれます)については現在は普通の季節性インフルエンザと同じ扱いになっていて、「新型」インフルエンザではなくなりました。

しかし、これから先新型のインフルエンザが現われる可能性は皆無とは言い切れません。

そのために、新型インフルエンザワクチンが出来た場合に接種を受ける人の優先順位をあらかじめ決めておく必要があります。

その場合は、ハイリスクグループと呼ばれる乳幼児、65歳以上の高齢者、呼吸器や循環器の疾患を持っている人、糖尿病の人、腎臓の機能や免疫の機能に問題のある人などはインフルエンザにかかった時に肺炎などの合併症を起こしやすく、生命にかかわる事態にもなりかねないので、もし、日本国内で新型インフルエンザが発生した場合にはハイリスクグループの人に新型インフルエンザワクチン接種を優先させましょう。

しかし、それも絶対ではありません。本来ならばハイリスクグループに入る疾患を持つ人でもその対象からはずされる事もあります。

それについては2009年10月に作成された「新型インフルエンザワクチンの優先接種の対象とする基礎疾患の基準 手引き」の中に次のように書かれています。

・インフルエンザワクチンによってアナフラキシーショックを起こした事のある人

・全身の状態がかなり悪いためワクチンの安全性が確立出来ないと判断される人

・免疫不全の状態にあるためにワクチンの効果が期待出来ない人

・骨髄移植を6カ月以内に受けた人

・リツキシマブなどの投与を受けている人

リツキシマブ(rituximab)とは、分子標的治療薬の一種で、抗CD20抗体という抗体分子のモノクローナル抗体(抗体製剤)です。

B細胞性非ホジキンリンパ腫という、白血球の仲間であるB細胞が悪性化するタイプの非ホジキンリンパ腫に効果があるとされています。

また、現在では臓器移植の時に起こる拒絶反応や自己免疫疾患の治療にも効果を発揮するのではないかと期待されている薬でもあります。

モノクローナル抗体とは遺伝子工学を利用して作られた抗体分子です。

抗原を他の動物に投与する事によって作られるポリクローナル抗体が様々な抗体分子種が混じり合ったものであるのに対して、モノクローナル抗体の抗体分子種は単一ですので抗原分子の性質は均一になります。

モノクローナル抗体は標的となる分子に結びつきます。

そして、モノクローナル抗体と結びついた分子を持つ細胞(主にガン細胞)は白血球などのヒトの免疫にかかわる細胞によって破壊されます。

高い確率でそれが出来るところがモノクローナル抗体のメリットです。

リツキシマブは悪性化したB細胞と成熟しつつある段階の中のある特定のB細胞の細胞膜の表面にだけにあるCD20というたんぱく質の一種に結びつきます。

そして、リツキシマブに結びついたB細胞に対して強い免疫反応を起こす事によって、悪性化したB細胞を破壊します。

つまりリツキシマブはヒトの免疫反応を利用する事で病気の治療をする薬なのです。

リツキシマブ投与を受けている人は新型インフルエンザワクチンを優先的に接種出来る人からはずされています。

それはリツキシマブ投与後のインフルエンザワクチン接種はインフルエンザワクチンに対して抗体を作り出す事が出来ないため、インフルエンザワクチンの効果は期待出来ないと判断される状態になるからなのです。

2011年12月16日
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カテゴリ: インフルエンザ

インフルエンザ 嘔吐


嘔吐・下痢・腎機能障害が意識障害とともに出た場合にはインフルエンザ脳症を疑え

インフルエンザの症状の一つに38℃以上の熱が急に出る事があげられますが、インフルエンザ以外の感染症でも高熱が出る事があります。そのうちの一つがRSウイルス感染症です。

今年(2011年)はRSウイルス感染症が大流行する兆候が見られると言います。

RSウイルス感染症は、気管支炎や肺炎の原因になるウイルスであるRSウイルスに感染する事によって発症します。

RSウイルスの感染力は強く、感染経路は飛沫感染あるいは接触感染です。成人がかかると軽症で済むのですが、乳幼児がかかると肺炎や脳症を起こして重症化しやすく、特に妊娠35週以前に誕生した早産児では突然死を招く恐れもある恐ろしい感染症です。

今年は1歳以下の乳幼児の感染者が多く、今年のRSウイルス感染症の患者の実に7割が1歳以下の乳児だと言われています。

ですから、乳幼児が高熱と咳の症状が見られる場合には、インフルエンザよりもまずはRSウイルス感染症を疑った方がよいとも言われます。

本来乳幼児にはお母さんからもらった免疫があるのですが、このRSウイルス感染症はお母さんからもらった免疫が機能しないのが恐ろしいところで、そのために症状が重症化しやすく、一説によるとその致死率はインフルエンザの2倍と言われています。

インフルエンザやRSウイルス感染症などの感染症から乳幼児を守るには、普段から子どもの様子を注視する事が大切です。

子どもが熱を出したら親はあわてず冷静に子どもの様子を見て下さい。子どもの熱が平熱よりも1℃高い程度で熱がある以外に普段との様子に違いがなく元気であればもう少し様子を見ましょう。

ただし、生後3ヵ月未満の乳児の場合は話は別です。

生後3ヵ月未満の乳児に関しては38℃以上の熱が出ていたり、嘔吐を繰り返したり下痢をしている場合には、すぐに医療機関へ行って下さい。病気が急に悪化する可能性があります。

間違っても親の勝手な判断でアスピリンなどの解熱剤などの薬を飲ませたりしないで下さい。それがインフルエンザによる高熱だった場合にはライ症候群と呼ばれる重篤な合併症を起こす可能性があります。

検査でインフルエンザにかかっていると診断された場合にはインフルエンザ脳症にも気を付けて下さい。

6歳以下、特に1~3歳の乳幼児の場合はインフルエンザによる熱を出してからおよそ1日までの間にインフルエンザ脳症を発症する事が多いとされている事から、インフルエンザによる熱が出てから1日経過するまでがインフルエンザ脳症を発症するか否かのボーダーラインだと言われています。

インフルエンザ脳症の症状と言えばけいれんや意識障害というイメージがありますが、意識障害とともに嘔吐、下痢、腎機能障害も出る事があります。

ですからインフルエンザにかかって嘔吐などの症状の他に話しかけても答えない、意味のわからない言動をとるなどの症状が現われた場合にはインフルエンザ脳症を疑った方がよろしいでしょう。

インフルエンザ脳症にならないためにはインフルエンザにかからない事が一番良い方法なので、手洗いうがい、部屋の湿度を適正に保つなどのインフルエンザの予防をしましょう。

また、混雑しているところへ子ども、特に乳幼児を連れて行かないもインフルエンザやRSウイルス感染症の予防になります。

2011年12月15日
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カテゴリ: インフルエンザ

インフルエンザ 吐き気


インフルエンザで下痢や吐き気のある時には

38℃以上の高熱が突発的に出たり、咳や鼻水が出たり、倦怠感などの全身症状が強く出ればインフルエンザの症状が出たと認識出来ますが、インフルエンザにかかって嘔吐や吐き気、下痢などの消化器の症状が出る事を想定している人は少ないでしょう。

しかし、B型インフルエンザはA型インフルエンザに比べて消化器症状が出やすいと言われています。

また、以前は新型インフルエンザと呼ばれたA型H1N1亜型インフルエンザ(豚インフルエンザ)にかかった時も季節性のインフルエンザに比べると下痢などの消化器症状が現われやすくなる可能性があると言われています。

インフルエンザによって消化器症状が出た場合にはおかゆなどの胃腸に負担のかからないものを召し上がっていただいた方がいいでしょう。

インフルエンザにかかると高熱が出て発汗量もかなり多くなりますので、身体から急激に水分が失われる事に対しても注意しなければなりませんが、下痢をしていると、なおの事体内から水分が失われやすくなりますので、さらに脱水症状への注意が必要になります。

インフルエンザにかかると水を飲むのもつらい時がありますが、一度に大量の水を飲もうとするのではなくて、一度に飲む量を減らして水を飲む回数を増やす、時間を決めて水を飲むなどの工夫をして脱水症状にならないように気をつけましょう。

突発的な高熱などの症状の他に吐き気などの症状が出た場合には自宅に常備薬として置いている市販の薬を飲んで症状を軽くしたくなりますが、インフルエンザにかかった場合には、医師から処方された薬以外は服用を避けて下さい。

インフルエンザにかかった時に解熱鎮痛剤として知られるアスピリンを服用する事によってライ症候群と呼ばれる重篤な症状が出る事は知られていますが、それ以外にも副作用が出る恐れがあります。

抗インフルエンザ薬で下痢や吐き気が出る事もある

薬の副作用と言えば抗インフルエンザ薬にも副作用があります。

タミフルの異常行動がそれ以外にもタミフルの副作用は知られていて、嘔吐や吐き気、下痢などの副作用が出たとの報告もあります。

タミフルとはインフルエンザウイルス自体を殺す薬ではなくて、インフルエンザウイルスの増殖を防ぐ事で結果的にインフルエンザウイルスを体内からなくしてゆく薬です。

C型インフルエンザには効きませんが、A型とB型のインフルエンザには効果があり、特にA型インフルエンザに効果が期待されています。

A型インフルエンザウイルスは変化しやすく、B型インフルエンザよりも重症化しやすいと言われています。

特にハイリスクグループと呼ばれる65歳以上の高齢者や乳幼児、20~64歳の呼吸器や循環器に疾患を持つ人、糖尿病の人、免疫機能が正常に働かない人などにとっては恐ろしいウイルスです。

そして、タミフルは抗インフルエンザ薬としてインフルエンザを発症してから服用するだけではなくて、インフルエンザの予防にも使用出来るという、ある意味ではありがたい薬でもあります。

しかし、タミフルは副作用の問題があります。

その副作用とは頭痛、吐き気、嘔吐、下痢、腹痛、食欲不振などの他に、幻覚や錯覚などの精神的な症状、さらには死亡例まであります。

確かにインフルエンザは恐ろしい感染症ですが、そのインフルエンザを治すための薬を服用する事によって死んでしまっては何のために薬を使うのかわからなくなります。

2011年12月14日
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カテゴリ: インフルエンザ

インフルエンザ 幼児


新生児も幼児もおとなもインフルエンザ対策は大切

胎児期にお母さんの胎盤を通じてもらった抗体やお母さんからの初乳に含まれる抗体は生後数カ月で消滅します。

そして、幼児の体内で自分自身の免疫機能が完成されてゆくのです。

しかし、幼児期、具体的には満1歳から6歳未満までの年齢の子どもにとっては初めて感染するウイルスや細菌が多いため、様々な病原体に対する免疫がないのです。

逆に言えば幼児期は様々なウイルスや細菌に対する免疫をつける時期でもあるという事になるでしょう。

たとえば、毒性の弱いC型インフルエンザも、私たちはいつ感染したのかと頭をひねりたくなるような感染症ですが、5歳くらいまでにほとんどの人が感染していると言います。

しかし、いくら幼児期が様々な免疫をつける時期だと言っても、免疫のない幼児にいきなり毒性の強いインフルエンザウイルスに感染させたりするのは危険です。合併症などを起こして死亡する事もあり得ます。

特にA型インフルエンザはインフルエンザ脳炎や脳症になりやすいとされていますので恐ろしいです。

インフルエンザ脳炎や脳症は5歳以下の幼児に特にかかりやすいとされていますが、成人になってもなる事はありますので、「自分はおとなだからインフルエンザ脳炎や脳症にはならない」と安心するのは禁物です。

つまりおとなも幼児も新生児も、インフルエンザ対策をしてインフルエンザ脳炎や脳症にならないようにしなければならないという事です。

インフルエンザの予防策として真っ先に頭をよぎるのはやはりワクチン接種です。

しかし1歳未満の乳児へのインフルエンザワクチン接種については、1歳未満では免疫機能が未完成だという事もあり、その効果は疑問視されています。実際、アメリカではインフルエンザのワクチン接種は健康な2歳以上の幼児に推奨されていると言われています。

しかし、1歳から6歳までの幼児と呼ばれる年齢の子どもへのインフルエンザワクチンの予防率はおよそ20~30%だったと言われ、成人(1回接種で64%、2回接種で94%)に比べれば低い数字ながら予防効果があった事に違いはありません。

それに、インフルエンザワクチンそのものがインフルエンザにかかるのを予防する事よりもインフルエンザにかかっても重症化しない事を重視している事をご存じでしょうか?

インフルエンザの恐ろしいところは肺炎などの合併症をおこしやすいところです。

インフルエンザにかかる事そのものよりもインフルエンザ脳炎や脳症、肺炎などの合併症を起こさせない事に重点が置かれている事を知って、インフルエンザの予防接種を受けたとしても、手洗いうがいなどのそれ以外のインフルエンザ対策も忘れずにやりましょう。

幼児は平熱が高いです。普段から同じ時間に熱をはかるなどしてお父さん、お母さんが自分の子どもの平熱を知っておきましょう。

2011年12月13日
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カテゴリ: インフルエンザ

インフルエンザ 乳幼児


乳幼児に対するインフルエンザ対策とは

インフルエンザのワクチンの効果がその人の持つ免疫の力がどれくらいあるかという事に左右されますので、最も免疫機能が働く青年層に最も効果が現われ、逆に最も免疫機能が未熟な乳幼児や免疫力が弱い高齢者に最も効果が薄いのです。

それでは、赤ちゃんの免疫はどのようになっているのでしょうか。

ヒトは誰しも母親の胎内にいる間に胎盤を通じて免疫グロブリンG(IgG)という抗体をもらいます。

この免疫グロブリンG(IgG)という抗体が、生まれてから約1週間、赤ちゃんを細菌やウイルスから守ってくれるのです。

そして、母親が赤ちゃんに与える初乳の中には免疫グロブリンG(IgG)の他に、免疫グロブリンA(IgA)、免疫グロブリンM(IgM)という抗体がたくさん入っています。

しかし、母親からもらった抗体も、生後数カ月で消えてしまいます。

よく、「母乳で育てている子どもは風邪をひかない」と言われますが、それは誤解です。

確かにお母さんからもらった初乳の中に抗体がありますが、抗体があるから風邪やインフルエンザにかからないというわけではありません。

むしろ、乳幼児は免疫機能が未熟なため、風邪やインフルエンザなどの感染症にかかりやすいと言えます。

ですから、乳幼児にも風邪やインフルエンザなどの感染症にならないように周囲のおとなたちが気を付ける必要があるのです。

乳幼児へのインフルエンザ対策をすると言えば、乳幼児にインフルエンザワクチン接種を受けさせるという事が真っ先に頭に浮かびますが、乳幼児へのインフルエンザワクチン接種についてはその効果について意見が分かれています。

1歳以上6歳未満の幼児に対するインフルエンザワクチンの効果については成人(20歳以上64歳以下の人)よりも低いものの、その効果が認められているのに対して、1歳未満の乳児については免疫の機能がまだ発達していないため、インフルエンザワクチンの効果が期待出来ないと言うのです。

そうなると、ワクチン以外のインフルエンザ対策をおとなたちがやらなければなりません。

乳幼児のインフルエンザ対策は、乳幼児本人よりも周囲の大人がインフルエンザにかからないようにする事だという意見があります。

ですから、風邪やインフルエンザが流行する時期にはお父さんお母さんや保育士の人は手洗いうがいを徹底する、部屋の湿度を適正に保つなどの対策をするのはもちろんですが、一番良いのは乳幼児を人ごみの中に連れて行かない事です。

お正月には自分の両親に生まれた子どもの顔を見せてあげたいから乳幼児を連れて田舎に帰りたいとか、生まれた子どもと一緒に初詣に行きたいというお父さんお母さんの気持ちはわかりますが、不特定多数の人がいる環境の中にはインフルエンザなどの感染症にかかっている人がいて、その人からインフルエンザをうつされてしまう可能性もあります。

小さな子ども、特に生まれたばかりの赤ちゃんは自分で自分の身を守る事が出来ません。

ここはお父さんお母さんの気持ちよりも子どもの健康を考えましょう。

乳幼児は言葉を話す事が出来ません。インフルエンザにかかっても「お腹が痛い」とか「頭が痛い」とか自分の症状を自分で説明する事が出来ないのです。

だからお父さん、お母さんや周囲の大人たちが乳幼児の様子を普段から注意深く見て、普段と違う行動や症状が出た場合には即刻医療機関を受診して下さい。

2011年12月12日
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カテゴリ: インフルエンザ

インフルエンザ 桿菌莢膜多糖体


b型の莢膜多糖体を持つインフルエンザ桿菌は恐ろしい

ウイルスと菌(細菌)はよく混同されますが違うものです。

その違いを簡単に説明すると、細菌は細胞分裂で増殖する微生物であるのに対して、ウイルスは自分の遺伝情報(DNA)とそれを包む殻だけを持つ微粒子で、他の細胞に入り込む事で増殖する性質のもので自分だけで増殖する事が出来ないものであるというところです。

インフルエンザの原因になるのはインフルエンザ「ウイルス」です。

風邪(普通感冒)については少し複雑で、ライノウイルスやアデノウイルスなどのウイルス感染によるものもあればマイコプラズマなどの細菌感染によって発症する事もあり、その原因になるウイルスや細菌などの病原体の数は全部で200種類以上になるとも言われています。

また、毒性の弱いC型インフルエンザにかかった時には医師から風邪と判断される場合もありますし、インフルエンザウイルスとは別にヒトパラインフルエンザウイルスという風邪の原因になるウイルスもあります。

それ以外にもインフルエンザ菌(インフルエンザ桿菌)という細菌もありますので大変ややこしいです。

インフルエンザ菌(インフルエンザ桿菌)は正しくはヘモフィルス・インフルエンザ桿菌と言います。

桿菌(かんきん)とは細長い細菌の事です。

以前にインフルエンザの原因菌であると誤解された経緯があるために「インフルエンザ」という名前が残っていますが、この桿菌はインフルエンザの原因ウイルスであるインフルエンザウイルスとも風邪の原因ウイルスの一つであるヒトパラインフルエンザウイルスとも別のものです。

このインフルエンザ桿菌にもいくつかの種類があり、細菌の表面を覆う莢膜(きょうまく)があるものを血清型と呼び、ないものを無莢膜株あるいは血清型分類出来ないという事でnon-typableと呼ぶ事もあります。

さらにインフルエンザ桿菌の莢膜は多糖体から構成されている事から莢膜のあるものについてはその莢膜多糖体の糖鎖の構造の違いによってa~fの6種類に分類する事が出来ます。

無莢膜株については健康なヒトの咽頭や鼻腔にも存在する細菌ですが、やっかいなのが莢膜多糖体の糖鎖構造上で言えばb型の莢膜を持っているb型インフルエンザ桿菌(Hib)で、乳幼児に敗血症や髄膜炎などを引き起こします。

特にb型インフルエンザ桿菌による髄膜炎については、早期に発見して早期に治療を開始出来たとしても5%の死亡例がありますし、聴覚異常や発達障害などの後遺症を残す事もあるのです。

最近ではこのb型インフルエンザ桿菌にも抗生物質が効かない耐性菌が現われていて、それが治療を困難にしています。

このb型インフルエンザ桿菌(Hib)の予防法はワクチンを接種する事です。それも、生後2カ月~5歳までの間にワクチンを接種する事をおすすめします。その理由は、生後まもない新生児には母親から受け継いだ抗体によってb型インフルエンザ桿菌(Hib)などの病原体にかかりにくくしてくれるのですが、生後2カ月を過ぎると母親から受け継いだ抗体がなくなってしまい、細菌などにかかりやすくなってしまうからです。

2011年12月07日
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カテゴリ: インフルエンザ

新型 インフルエンザ 対応


新型インフルエンザによってパンデミックが起こった場合の対応策はあるか

新型インフルエンザとは、それまでヒトには感染しなかったインフルエンザウイルスが新たにヒトからヒトへと感染するようになったインフルエンザの事を差します。

インフルエンザウイルスは遺伝子再集合や突然変異などの要因によって変化しやすいのが特徴です。

そのため、2009年に世界的に流行したA型H1N1亜型インフルエンザのような新型のインフルエンザウイルスがこの先絶対に出現しないという保証はありません。場合によっては新型インフルエンザウイルスによってかつてのスペイン風邪のような大規模なパンデミックが発生してしてもおかしくはないのです。

ですから、私たちは日ごろから新型インフルエンザが出現した時にどのようにすればよいのか、平時から新型インフルエンザが出現した時の対応について決めておく必要があるのです。

新型インフルエンザが出現した時、何が困るのかと言えば、自分が感染した時の事を思い浮かべる人が多いでしょう。

確かにそれは一番困ります。

しかし、自分以外の大多数の人が新型インフルエンザにかかった場合に何が困るのか、想像した事はある人はあまりいないと思いますので、仮に新型インフルエンザによってかつてスペイン風邪のような大規模なパンデミックが世界中で起こり、日本でも数多くの感染者が出たと想定した話をしましょう。

まずは新型インフルエンザの感染者をこれ以上増やさないために、感染者を学校や会社へ行かせないという対応をする事になります。その大量の感染者が自宅や病院などに隔離される事によって、私たちが普段送っている社会生活そのものを維持出来なくなります。

この想定の話の中では日本だけではなくて世界的にも新型インフルエンザの感染者が多数出ているのですから、外国でも日本と似たような措置をとっているでしょう。当然日本だけではなくて外国でも社会生活が維持出来なくなっていますので、外国から日本へ輸出入が出来なくなります。

食料などを輸入でまかなっている日本にとって、この場合は日本から外国へ輸出が出来なくなるよりも外国から日本へ荷物が届かなくなる事の方が問題と言ってもいいでしょう。

食料やトイレットペーパー、ティッシュペーパーなどの生活必需品が手に入らなくなるのですから。

そうならないためには、普段から約2週間分の食料を備蓄しておきましょう。これは自分が新型インフルエンザに感染した時の対応策でもあります。

新型インフルエンザによって世界中で大規模なパンデミックが起こった場合には個人で出来る事には限りがあります。

その点については日本政府や各自治体にもそうなった場合の対処法をあらかじめ決めていただかなければなりません。

まずは日本国外で新型インフルエンザによってパンデミックが起こった場合にどのようにして日本国内に新型インフルエンザを持ちこませないようにするのかという点を考えなければなりません。そのためには新型インフルエンザによるパンデミックが起こった国から入国あるいは帰国した人を停留させるための施設の整備も必要になるのではないでしょうか。

また、日本国内で新型インフルエンザによるパンデミックが起こった場合、日本政府や市町村などの自治体はどうするべきなのか、抗インフルエンザ薬の備蓄量など決めておく必要があります。

また、新型インフルエンザのワクチンが出来た場合、それをどのような人から接種させるべきなのか、その優先順位を決めなければ、新型インフルエンザのワクチンを求める人でパニックになる可能性はないのかなど、まだまだ日本政府や地方自治体が法的に整備しなければならない事は山積みです。

2011年12月06日
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カテゴリ: インフルエンザ

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